元プロ野球選手で元東北楽天イーグルス監督の大久保博元氏は4月17日、自身のYouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』を更新。現在セ・リーグで首位に立つ『中日ドラゴンズ』の躍進はまぐれではないと述べた。
YouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』より
2023年に『読売ジャイアンツ(以下、巨人)』の一軍打撃チーフコーチを務めていた大久保氏は、昨年の中日との戦いについて「よく勝ったな、今日勝ったんだ、みたいな。今日負けててもおかしくなかった試合を前半から中盤、ほとんど終盤まで」を繰り返していたと振り返った。巨人は昨年、中日に16勝8敗1分だったが「勝ってる感覚があんまりない中で勝ち越してきました」と、秘められた強さを口にした。
「中日ドラゴンズっては基本的にはもうね立波(和義)監督の元、やっぱしピッチャー陣を整備してね」と指摘した大久保氏は、中日の抑え・ライデル・マルティネスについて「人間が投げるボールじゃないようなボールを毎回投げられて……」と絶賛。
勝野昌慶、清水達也ら中継ぎも充実しており「6イニングぐらいでなんとか相手も点を取っておかないと7、8、9(回)では点を取れない」状況で、6回までにリードを奪うべく「慌てて試合をするようになるのが中日戦だったんです」と表現した。
先発投手陣も充実していた一方で「ここっていうときに打てなかったんですね」と、昨年は打線の援護が足りなかったと弱みを口にした。ただ、今年は巨人を退団し中日に加入した中田翔の存在が大きいと語る。
大久保氏は「中田翔さんまで回せばなんとかしてくれる。で、翔選手が結果が出なくても、その後に細川成也という人間がね」と、同じ茨城県出身の細川に言及。「(立浪監督は)我慢して我慢して起用してました。それが花開いてね。本当に頼もしい4番バッターになって」と目を細めた。
中田、細川という2人の軸ができたことが大きいと語る大久保氏は「(周りが)そこに回せば、なんとか得点できる」雰囲気になったと語る。攻守がかみ合うようになった中日について、大久保氏は「今首位にいるっていうのは全く、たまたまではないです。本当にそういうチームになったなと思います」と強いチームになったと称賛した。
視聴者は「開幕前からデーブさんは予想されてましたよね~」「キャンプの動画でも中日は今年はやるぞって言ってくれてありがとうございま
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