弁護士の福永活也氏は3月28日、自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画で、性加害報道を巡る松本人志が『週刊文春』発行元の文藝春秋などを相手取って開かれた同日の裁判について分析した。
YouTubeチャンネル「弁護士福永活也」より
文春側弁護士はA子さんB子さんの出廷は「ない」としていることについて、福永氏は「被告側(文春側)にとってかなり不利な事情」と語り、「(記事の)真実性の立証については、申述書しか出せないA子さんB子さん側に比べて、松本さんは自分で出てきて、A子さんB子さんが言ってることを、どこが本当でどこが違うのか、具体的に法廷で喋って矛盾なく合理的に説明できれば、真実性の論点に関しては松本さんが勝つ可能性が結構ある」と、松本側が有利と語った。
一方、真実であると信じるべき正当な理由や根拠があるという真実相当性の立証については、必ずしもA子さんB子さんが法廷に来る必要はなく、文春側の記者や編集者を連れてきて取材内容を証言することで対応が可能と福永氏は指摘する。
それを踏まえて、「今のところ真実性は認められないけど、真実相当性は認められて松本さんが敗訴、という流れが大きな枠として考えられる」と分析した。
ただ福永氏は松本が裁判で負けても、テレビ復帰の可能性はあると指摘。「松本さんの社会的評価って意味では、裁判は負けちゃうけれども真実性について、松本さんが性加害したことが真実であるという認定はもらわずに済むので、裁判で負けた場合にも、結局そこがうやむやにさえできれば、文春側が間違った取材をしてしまって、だけど取材の仕方が丁寧だったから勝った、というようなストーリーを作り上げることができれば、再び松本さんが社会・テレビに復帰しやすいみたいなことは、もしかしたらあるのかもしれない」と述べた。
裁判の期間については「今回、松本さんは和解の可能性もないという話を現状しているので、その方針が続くのであればここから1年前後ぐらいで証人尋問をやって、さらにそこから半年とかで判決ぐらいなので、来年の秋とか冬とかに一審判決、出ればいいかなぐらいですよね。それだけ休むと、なかなか(テレビには)戻りにくいなと思うんですけれども」と推測している。
視聴者は「女性が証言しなければ、松本さん有利なんですね」と説明に納得する声のほか「お笑い芸人が裁判で勝つ負けるってのはその時点でもう
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