吉高由里子 (C)まいじつ
視聴率で番組の善し悪しを測る時代は終わった…と言われながらも、やはり出演者は数字を気にしてしまうようだ。
1月7日、吉高由里子主演のNHK大河ドラマ『光る君へ』の放送がスタートした。裏番組に視聴率20%超えの人気バラエティー特番『芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル』(テレビ朝日系)をぶつけられたことが影響してか、『光る君へ』の初回世帯平均視聴率は12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。大河ドラマのワースト記録とあって、悪い意味で注目を浴びてしまった。
ドラマの内容は悪くなかったからか、なかには《作品のせいではなくて配信など多様化しているから仕方ないのでは?》《視聴率でとやかく言うの止めません? 見逃し配信が主流になって、リアルタイムでTVの前に齧り付かなきゃダメな時代でもない》といった擁護の声も多くみられた。
しかし吉高本人は自身のSNSを更新し、《本日初回の視聴率がでてマネージャーさんから連絡がきた 個人的に格付けチェックも大好きな番組なのでそらそうよなぁとも思ったり ネットニュースも数字の記事ばかりで、ここから1年間毎週続くであろう行事になるんだなぁと》《ワースト1位と書かれていたけど ワーストだってベストだって1位を取るのは狙っても難しいことだと思うの(ここは前向きに)》などと複雑な心境を語っている。
どんどんショボくなっていく地上波ドラマ
「昔ほど視聴率絶対主義の世の中ではなくなりましたが、それでも一つの指標として視聴率は参考にするべきものです。特に、現役バリバリの俳優たちは、子どもの頃に高視聴率をバンバン記録しているドラマを見て育ってきた。今になって、数字を気にするなと言うのも無理な話でしょう」(芸能記者)
とはいえ、視聴率の低下は歯止めが効かない。これによって、人気俳優たちが〝地上波避け〟を始めているという。
「数年前に比べて、明らかにゴールデン・プライム帯で主演をする俳優の格が落ちています。この冬も川栄李奈、『3時のヒロイン』福田麻貴ら深夜ドラマのようなメンツが主演を張っていて、他も小芝風花、奈緒、道枝駿佑、櫻井翔などパッとしない。
フジテレビの月9、テレビ朝日の木曜ドラマ、TBSの日曜劇場などはまだ人気俳優を持ってこれていますが、ほかはサッパリ。地位を確立した人気俳優は、〝低視聴率爆死〟と言われるのを避
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