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俳優の小栗旬が、12月17日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演。誰かわからないレベルの特殊メークに、視聴者から疑問の声があがっている。
小栗が演じたのは、僧の南光坊天海。「神の君」こと徳川家康(松本潤)の没後、家康の逸話を残すべく尽力。「東照大権現」として神格化をはかり、久能山東照宮から日光東照宮に改葬したと言われる役どころだ。
「昨年放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、小栗は主人公・北条義時を演じた。大河ファンにとって、これ以上ない嬉しい出演でしたが、フタを開けてみて仰天。今回演じたのが高齢な僧とあって、老けメークが施されていたのですが、もはや小栗か判別できないレベルでした。
あらかじめ出演することが予告されていたものの、『言われないとわからない』『事前発表が無かったら、絶対誰か分かんなかった』などと不満の声があがっています」(芸能ライター)
小栗旬「私であるべき役なんだろうか?」
実はこの件について、小栗自身も疑問に感じていたようだ。とあるインタビューで《天海がこの時代にはかなりの高齢だということを、僕がいまいちわかっていなくて》と、そもそも天海のキャラクター設定に不信感が。
続けて《かつらやメークを合わせていくうちに「果たしてこれは、私であるべき役なんだろうか?」っていうクエスチョンが浮かんだまま、撮影当日にたどり着きました(笑)》と振り返っている。
「俳優がここまでハッキリと指摘される事例はなかなか珍しい。それだけ、小栗には『鎌倉殿の13人』の設定や脚本、キャスティングが作りこまれていた自負があり、撮影に向き合ってきた証拠でしょう。
実際、『どうする家康』の全48話の期間平均世帯視聴率は11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で大河史上ワースト2位にランクイン。『鎌倉殿の13人』の期間平均世帯視聴率12.7%を1.5ポイント下回る結果となっています」(同・ライター)
本来なら小栗に断られていたであろう天海役。大河繋がりを悪用するのはやめてほしいものだ。
Source: まいじつ2
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