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『葬送のフリーレン』と同じ“本物”の味わい!「なろう系」とは一味違う本格ファンタジーアニメ3選

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芸能情報

『葬送のフリーレン』と同じ“本物”の味わい!「なろう系」とは一味違う本格ファンタジーアニメ3選 (C)PIXTA
金曜ロードショーで「初回2時間SP」として放送され、大きな話題を呼んでいるアニメ『葬送のフリーレン』(日本テレビ系)。同作は昨今流行りの「なろう系」ではなく、『週刊少年サンデー』連載の本格派ファンタジー漫画を原作としている。
そこで今回は「葬送のフリーレン」と同じく、“本物感”を画面から漂わせるファンタジーアニメの傑作を紹介していきたい。


<その1>『狼と香辛料』
『狼と香辛料』は、2008年と2009年に二度にわたってアニメ化されたファンタジー作品。原作は支倉凍砂が手掛けた電撃文庫の同名小説だ。
物語の舞台となるのは、中世ヨーロッパをイメージさせる架空の世界。行商人の青年、クラフト・ロレンスが、狼の耳と尻尾をもつ少女と出会うが、彼女の正体は豊穣を司る「賢狼ホロ」だったというところから、壮大な旅路が始まる。
同作ならではの特徴は、ファンタジー作品でありながら、よくある剣や魔法の物語ではないことだろう。派手なアクションシーンがあるわけではなく、行商人としての旅路に焦点を当て、「経済ファンタジー」と銘打っている。
作中では貨幣の扱いや行商人の行動様式はもちろん、宗教や地理などもしっかり作りこまれており、実際にその世界が存在しているかのように、作品の中に没入できるのが魅力だ。
また、ファンタジー感あふれる音楽も特徴。とくにアニメ第1期のOP主題歌『旅の途中』は、民族音楽的なサウンドで知られる『ZABADAK』のメンバー、故・吉良知彦氏による作曲であり、壮大な世界観が表現されている。
ちなみに2024年には、完全新作となるオリジナルアニメが制作される予定。メインキャストであるロレンス役の福山潤、ホロ役の小清水亜美が続投することも発表されているので、期待できそうだ。
<その2>『精霊の守り人』
『精霊の守り人』は、2007年に放送された全26話のTVアニメ。日本を代表するファンタジー作品『守り人シリーズ』を、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で有名なアニメーション監督・神山健治と『Production I.G』のタッグでハイクオリティな作品に仕上げている。
物語は「水の精霊」の卵を産みつけられ、命を狙われることになった新ヨゴ皇国の

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