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第109作目となるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』が、10月2日からスタートした。物語は始まったばかりだが、早くも視聴者の注目を集めるキャストがいる。
同作は、昭和に活躍した〝ブギの女王〟と呼ばれる歌手・笠置シヅ子をモデルにした物語。第1話は大正15年の大阪市福島を舞台に、主人公・福来スズ子(趣里)の幼少期から始まる。
福来スズ子と名乗る前の花田鈴子は、「はな湯」と呼ばれる銭湯の看板娘。彼女はとにかく歌うことが大好きで、両親や銭湯の常連客の前で歌を披露することが日課となっていた。
個性豊かなキャラクターが数多く登場し、銭湯の常連客だけを見てみても、お見合い連敗中のキヨ(三谷昌登)、「熱々や!」が口癖の熱々先生(妹尾和夫)、いつもタダでお風呂に入りに来る〝アホのおっちゃん〟などの面々が勢ぞろいしている。
中でも気になるのが、一人だけ悪口のようなニックネームの〝アホのおっちゃん〟だろう。
『エルピス』で多くの視聴者を魅了
作中は鈴子が「なんでアホのおっちゃんだけいつもタダなん?」と質問。母親の花田ツヤ(水川あさみ)は「義理と人情言うやつかな」と返答。続く第2話ではアホのおっちゃんが「はな湯」の初めてのお客さんであることが明らかになった。
一見平凡な役柄だが、多くの視聴者は〝アホのおっちゃんにはまだ秘密が隠されている〟と睨んでいるようだ。その理由として、演じているのが岡部たかしであることが挙げられる。
「岡部はドラマでキーパーソンを演じることが多い。7月期のドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)でも、事件の鍵を握る徳田省吾を演じていました。
彼の名を一躍広めたドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系)では、最初と最後で印象が大きく変わるセクハラ上司・村井役を熱演。このように物語を盛り上げる重要な役どころが多いため、視聴者は《アホのおっちゃんもチョイ役ではすまなさそう》と睨んでいます」(同・ライター)
岡部は、50歳でブレークした俳優といわれている。「ブギウギ」でもお茶の間を賑わせるだろうか。
Source: まいじつ2
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