滝沢秀明 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
性加害問題で大荒れの中、ジャニーズJr.伝統の舞台『少年たち』の新作『少年たち 闇を突き抜けて』が、10月4日から開幕する。
だが、タイミングもあり、同舞台恒例の演出に改めて賛否が沸いているようだ。
「同舞台は2010年の再演時、当時の主演だった『Kis-My-Ft2』『A.B.C-Z』が、劇中のお笑いコーナーとして『桶ダンス』を披露。裸に肌色のパンツを履き、桶で股間を隠しながら芸をするというもので、『Snow Man』や『SixTONES』といった以降の主演にも引き継がれる名物となりました。
しかしこの演出、裸という特性上ファンの評判は悪く、廃止を求める声も多かった。特に、主演が『HiHi Jets』『美 少年』になった2021年は、メンバーの多くが未成年であることから、より問題視されています」(芸能記者)
当時でもファンの嫌悪感は強かったが、一連の性加害問題で、これまで知らなかった〝外野〟もこの演出を知ることに。現在ネット上では、ジャニーズ事務所への攻撃材料となっている。
しかし、この演出には、性加害問題でダンマリを決め込んでいる滝沢秀明氏が深く関わっているのだ。
自身も演出していた滝沢秀明氏はダンマリ
「ジャニー喜多川氏の死後、同舞台の演出は滝沢氏が担当。廃止を求めるファンの声を無視し、桶ダンスを〝伝統〟として続けさせました。
また、滝沢氏は自身の舞台『滝沢歌舞伎』でも、Jr.が上裸で和太鼓を叩く『腹筋太鼓』を名物に取り入れている。未成年の裸で性的搾取うんぬんと言うなら、かなりの部分で責任を追及される立場にあるでしょう」(スポーツ紙記者)
こうした経緯は、桶ダンスをジャニーズ事務所攻撃の材料に使う層にあまり知られていない。一方、事情を知るファンからは、滝沢氏がスルーされていることに納得いかないという反応や、ダンマリを続けることへの非難も上がっている。
他方で、ジャニーズファンでもアンチでもない立場からは冷静な声も。
SNSには、《際どいマイクロビキニを着たゆりやんレトリィバァや、おなじみの裸芸でとにかく明るい安村 なんでこれは賞賛されてて、桶ダンスは批判されてんの?》《タッキーは志村けん信奉者だから、桶ダンスくらいは考えるよな》《海外も国内も性加害うんぬん言いつつ、いわゆる裸芸は良しとする世界基準が俺には分からん》
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