画/彩賀ゆう (C)まいじつ
いま中居正広はすこぶる機嫌がいいという。〝芸能界ぼっち〟と呼ばれてきた中居にも、いよいよ追い風が吹いてきたようだ。
「中居は『SMAP』独立の首謀者でありながら、翻意した。自分はジャニーズ事務所に残るという驚きの行動に出ました。仲間だった稲垣吾郎らには『裏切り者』と罵られ、多くの芸能関係者にも『ズル賢い人間』と見られてきたのです」(芸能ライター)
SMAPは2016年末に解散。稲垣らはその後、『新しい地図』を結成。いまだ続くジャニーズ圧のなか、今年に入り、民放にも数多く出演。本来の活躍を見せつつある。
一方、中居は機を見るに敏だ。話はさかのぼること2019年9月、天敵といわれる滝沢秀明氏がジャニーズ本社の副社長に就任すると、中居はわずか半年後の20年3月末、ジャニーズから独立。提携という形で個人事務所を設立した。
「中居は、滝沢氏が大嫌い。コトあるごとに親しい記者を飲み屋に集めては『オレは滝沢がエラくなったら絶対辞めるからよ』というのが定番セリフ。実際、有言実行で辞めた。また滝沢氏の話とともによく語っていたのは『メリーだか、ジュリーだか、なに人だよ。オレは会ったことねえし、関係ねえよ』と笑い話にするのも得意でした。20年の独立は滝沢氏だけでなく、メリー会長、ジュリー社長へのウサ晴らしだったのでしょう」(前出・芸能ライター)
中居正広のCM出演は何を意味する?
しかし、今回のジャニーズによる性加害問題は、中居の立場を一気に好転させた。
「所属でなく、個人会社としての仕事関係であること。滝沢氏だけでなく、メリー、ジュリーの母娘を嫌っていたことで、ジャニーズとは無縁の人間であるということも周囲に認識させたのです」(同)
裏切り者のイメージがあったため、近年、CM出演はゼロ。ところが、この9月、大手ケータイ電話メーカーのCMにとつじょ出演。これらはジャニーズの性加害で、無関係な中居にお鉢が回ったきたとも見られる。
「中居はCMに出るのは約6年ぶりだとか。中居の今後の策略はジャニーズと提携もスッパリ切る。ますます自分のイメージが上がる。それとともにジャニーズと縁を切ったということで、今度は潔白な男・中居として稲垣らの運営会社『CULEN』との提携を申し出る。中居が取った仕事を持ってきて提携を申し込めば『CULEN』でも悪い話ではない。いよいよ『
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