(C)Sulastri Sulastri / Shutterstock
「オンラインサロン田端大学」塾長として知られるエコノミックインフルエンサーの田端信太郎氏が、楽天グループ・三木谷浩史社長に鋭い提言を入れて話題を集めている。
業績不振により、このところ倒産もウワサされている楽天グループ。こうした現状に焦っているのか、三木谷社長は9月5日、自身のX(旧ツイッター)でNTT完全民営化のニュースに触れた。
三木谷社長はまず、《NTTをそのまま完全民営化して、国の金を何十兆円も使って作った独占的インフラをベースに独占的になんでもやってよい企業を許すのはあり得ない》と完全民営化を批判する。
続けて《それをさせないために分割したのに、その話も全く議論せずに防衛費などのために、競争を阻害し、国民に『通信費が大幅に上がり国民負担を大幅に増大させる愚策』としか言いようがない》《施策を進めるのは(せっかく楽天の参入により携帯競争が起り、携帯料金が下がり家計に4兆円バックしているのに。。)》と続け、楽天のモバイル事業で価格競争が生まれたにもかかわらず、国民負担がいたずらに増えるとも指摘した。
さらには、《分割民営化はなんのためにやったのか。完全民営化するなら、『再度分割』し、国のお金で作ったインフラは『しっかりとした制度』の下に運営されなくてはならない》と民営化当初の意義や目的も批判を展開している。
最後には、《これを進めている政治家たちはどうかしている》と自民党を批判する反政府発言も繰り出したのだった。
日本郵政から出資を受けたとカウンター
その投稿からは怒りが垣間見えるが、田端塾長は冷静にツッコミを入れる。
三木谷社長のポストを引用し、《楽天は、NTTと同じく、国のお金が入りまくった日本郵政という独占的インフラ企業から1500億円もの出資を受け、株価低迷でその1500億円を850億円の減損で特別損失を出し、半分程度の価値にしちゃってるんですけどね。これも国民の財産を傷つけ、国民負担を生じさせてませんか?》と、楽天こそ国民負担を増やしているとした。
するとフォロワーからは、《郵政民営化してるし株ってそう言うもんすよね》《この返しは見ていて、気持ちがいいなw》《クロスカウンター炸裂》《痛いところついちゃった》などと称賛が殺到。
一方、《楽天の株価低迷はモバイル事業のキャンペーンや投
コメント