堺雅人 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
日曜劇場『VIVANT』(TBS系)に登場する「テント」は謎が多い組織。9月3日放送の第8話で組織の詳しい活動内容が発覚したが、さらなる謎が隠されていそうだ。
乃木(堺雅人)は「テント」の会合に潜入したが、仲間と共に幹部のノコル(二宮和也)に捕らえられてしまった。やがて「テント」のリーダーで父親でもあるノゴーン・ベキ(役所広司)と再会を果たすと、その才能を認められ、組織の収益データを分析する任務を任された。
「収益データの分析によって、資産の使用用途が判明しました。総売上は約7億3870万ドルで、テロ活動の請負や誤送金による収入、他にもサイバー攻撃や暗殺など、多岐にわたる活動で収益を得ていることが発覚。あくまでテロはお金を集めるためのビジネスだったのです。
そしてテロ活動で得た収益は、孤児の救済に使用されていることも明らかに。さらに、3年前から収益の大半を使って大規模な土地を買い漁っている事実も判明しました」(ドラマライター)
土地買収のカギを握るのは二宮和也か
「テント」が孤児救済・大規模な土地の買収に大金をつぎ込む目的はどこにあるのだろうか。
「やはり国家設立でしょう。バルカ国内では孤児支援が期待できないため、ベキ率いる『テント』が自ら国を建てようと計画。過去に作中で、ノコルのことを『何があっても犯罪歴をつけさせてはいけない』と触れる場面がありました。この発言から予想するに、ノコルを国のトップにするのかもしれません。
ノコルの肌や服装が白いのも、〝潔白〟を証明するため。ドラマのロケ地になったモンゴルで、白色は〝幸福と偉大さの象徴〟と考えられている。そしてノコルが経営する『ムルーデル』という会名には〝夢〟という意味がありますから、その夢が国家建設であるならば納得いきます」(同・ライター)
物語は佳境に差し掛かっているが、「テント」の目的はいつ明かされるのだろうか。
Source: まいじつ2
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