クロコダイル=元女性で確定!? 実写版『ONE PIECE』ロジャー処刑シーンで描かれていた“謎の女”…
『ONE PIECE』106巻(尾田栄一郎/集英社)
8月31日より、大人気漫画『ONE PIECE』を原作としたオリジナル実写ドラマがNetflixで配信スタート。物語の幕開けは、原作と同じく“海賊王”ゴール・D・ロジャーの処刑シーンだったのだが、そこに謎の女性の姿が映り込んでいたことが話題を呼んでいる。
※実写版『ONE PIECE』の内容に触れています
実写版「ONE PIECE」は、22年前のローグタウンから幕を開ける。
海軍に捕らえられたロジャーは、ついに処刑の日を迎えるのだが、そこに集まった野次馬たちに向かって「ひとつなぎの大秘宝」の存在を明かす。大海賊時代の始まりを告げるエピソードだ。
原作の設定を踏襲し、このローグタウンの広場には、将来大物になる海賊たちの姿があった。若かりし頃のシャンクスやミホーク、ドラゴンと思われる人々が描かれていたのだ。そしてそのなかに、とある1人のミステリアスな女性の姿も…。
その女性は、オールバックのロングヘアに、リングのピアス、複数のチョーカーをつけた派手な首元が特徴的な見た目。原作の処刑シーンに、彼女と対応するキャラクターは存在しないものの、ファンのあいだでは「若き日のクロコダイル」という説が浮上している。
実際に原作の0巻では、クロコダイルが広場でロジャーの処刑を見守っていたことが描かれていた。そしてオールバックや派手なアクセサリーといった外見的な特徴は、クロコダイルを象徴するものだ。
実写版「ONE PIECE」は、作者の尾田栄一郎が全面的に監修していることが明言されている。そのため、設定ミスや原作の誤読が生じるとは考えにくい。処刑シーンにいた謎の女性も、おそらくは尾田がチェックした上で登場したキャラクターなのだろう。
もともと原作には「若き日のクロコダイルは女性だった」という説が存在するので、それを確定させる一種のファンサービスと解釈することもできるかもしれない。
根強いクロコダイルの元女性説
クロコダイルが元女性だという説が囁かれるようになったきっかけは、インペルダウン編が描かれていた第540話。エンポリオ・イワンコフがクロコダイルに遭遇した際、彼の“弱み”をちらつかせ、動揺を誘う場面があった。
イワンコフといえば、ホルモンを操る「ホルホルの実」の能力者であり、他人の性別を自在に変えることができる。
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