井上真央 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
井上真央主演の連続ドラマ『100万回 言えばよかった』(TBS系)が、豪華キャストを集めながら大失敗に終わったと話題になっている。
主人公の相馬悠依(井上)が、何者かに殺されて幽霊になった恋人の鳥野直木(佐藤健)と、幽霊が見える刑事の魚住譲(松山ケンイチ)とともに、とある事件の真相を究明していくストーリー。
ほか
3月17日放送の第10話で最終回を迎えたが、最後まで盛り上がることはなく、むしろ尻すぼみで終わってしまった。
「放送前は、今期ドラマの中でナンバーワンの期待値。序盤も、期待通り名作の予感がすると評判で、ネットの反応を見ても、『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)、『罠の戦争』(フジテレビ系)に次いで人気がある印象でしたね。
しかし中盤にかけて、ファンタジー要素が強くなったり、ドラマの本筋とは関係のないサイドストーリーをダラダラと展開するなど、一気に失速しました。最終回に関しては、多くの視聴者から『放送する必要がなかった』と言われるまでの蛇足でした」(芸能記者)
「この3人だったから面白かった」
脚本は、朝ドラ『おかえりモネ』(NHK)などを手掛けたベテラン脚本家の安達奈緒子氏で、キャストに関しても、出演作を慎重に選ぶ井上、佐藤、松山などであったのだが…。
「おそらく、このドラマに関わった制作陣全員が、まさかこんな作品になるとは思っていなかったでしょう。井上も、地上波連ドラ主演を渋っていた中で、重い腰をあげて挑んだ意欲作だったのに…。
しかしドラマとしては散々でしたが、出演したメイン3人の評価はアップ。こんなクソドラマでも演技力でそれなりにかたちにしたとして、《この3人だったから面白かった》《この3人じゃなかったら最後まで観れてないと思う》《脚本に納得いかないとこはあるけど、3人の関係性や芝居がよかったのでなんだかんだで自分はロスに陥ってる》といった好意的な声があがっています」(同・記者)
3人には別の作品でリベンジしてほしいものだ。
Source: まいじつ2
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