堺雅人 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
令和ナンバーワンの話題ドラマ、日曜劇場『VIVANT』(TBS系)に映画化のウワサが飛び交っている。一体どんなエピソードになるのか、その全貌も明らかになっているという。
メインキャストは堺雅人、阿部寛、役所広司、松坂桃李、二宮和也、二階堂ふみと、日曜劇場のオールスターとも呼べるラインナップ。
2カ月半にも及ぶ海外ロケが行われた「VIVANT」の制作費は、1話1億円とも言われており、並みのドラマの3倍以上にのぼる。
「世帯平均視聴率は初回からグングン伸ばしていますが、中盤になって14%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で停滞。
今期ドラマではぶっちぎりの数字ですが、費用対効果を考えると最低でも15%、20%連発も視野に入れていたはず。正直、関係者は頭を抱えていることでしょう」(テレビ制作関係者)
しかしそんな「VIVANT」の救世主となるのが、映画化だという。
「視聴率低下で広告費が安くなり、地上波で放送するだけではなかなか稼げなくなった昨今、ドラマを映画化して稼ぐ方法がテレビ界で主流になりつつあります。
特にフジテレビ月9ドラマでは、大してヒットしていない作品まで無理やり映画化。それでも最低10億円くらいは興行収入が見込めて、場合によっては30、40億となることも。映画化した作品は、そのまま1年後とかに地上波放送もできるので、割のいい商売なのです」(同)
日曜劇場『TOKYO MER』が上半期実写1位の大ヒット
この流れに乗り始めたのがTBS日曜劇場。今年、日曜劇場ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の劇場版が大ヒットを記録。上半期実写1位、興行収入は44億円を突破した。
「そこで次の狙いが『VIVANT』の実写化です。ストーリーの性質上、『TOKYO MER』のように続編を実写化するのは難しいが、その一方で前日譚ならいくらでも制作できる。
乃木憂助(堺)の別班として初任務や、黒須(松坂)とのファーストコンタクト、天才ハッカー・ブルーウォーカー(飯沼愛)の活躍などなど…。
ドラマ本編では尺やテンポの都合上で泣く泣くカットしたが、登場人物の経歴がかなり細かに設定されているようなので、『VIVANT 0』シリーズとして映画が何本も作られるかも」(芸能記者)
スピンオフ含め、劇場版を7本も制作したドラマ『踊る大捜査線』
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