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俳優の池松壮亮が、10年以上所属した大手芸能事務所ホリプロから8月末で退所すると発表された。
「ホリプロのコメントによると、『本人より、新たな挑戦をするため、個人のマネジメント会社を設立するなど、新しい環境で活動していきたいとの申し出があり、8月末に退社する』とのこと。池松は今後も俳優業を続けるそうです」(芸能記者)
「新たな挑戦」とは何なのか。
「池松はイメージやしがらみに縛られず、比較的自由に仕事を選んでいた。現状でも十分にチャレンジングで、わざわざ退所せずともやりたいことができていそうでしたから、退所は意外でした。
これ以上の挑戦となると、考えられるのは海外進出。海外挑戦を名目に事務所を辞め、実写版『ONE PIECE』でロロノア・ゾロ役を演じた新田真剣佑のようになるのでは。ただ、身長172cmでは、ジャニーズの海外進出同様、厳しい戦いになるかもしれませんが」(同・記者)
対するホリプロ側としては、売れっ子俳優が連鎖的に退所する危機に瀕している。
退所ドミノを防いで影響力を保ちたいホリプロ
「吉本興業、ジャニーズ事務所、オスカープロモーションなど、近年は大手事務所もタレントの退所・独立ラッシュが続いている。SNSや動画サイトの発展で、既存メディアに頼らず活動できる時代になったことが大きい。戦後すぐの頃から日本芸能界を支えてきた老舗のホリプロも、例外ではないということだ」(芸能ライター)
超大手のホリプロだけに、池松の独立について、きちんと落とし前をつける必要があるだろう。でないと、吉本やジャニーズ、オスカーのように、大物タレントの退所ドミノに発展していく可能性がある。そうなれば、事務所の崩壊は避けられない。
「ここでモデルケースとなるのが、大手事務所のアミューズを退所し、アミューズ出資の子会社に所属した佐藤健や神木隆之介の例。事務所は抜けるが子会社出資で、関係や影響力はある程度維持できますからね」(同・ライター)
池松は2023年公開の映画で『シン・仮面ライダー』以外に3本の映画に出演する。退社後の動向からも目が離せない。
Source: まいじつ2
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