高橋由伸 (C)まいじつ
7月29日、横浜スタジアムにて、『ファンケル キッズベースボール 2023 in 神奈川県横浜市』が開催された。
元『読売ジャイアンツ』の高橋由伸氏ほか、元プロ野球選手らが神奈川県内の小学生約400人に熱血指導を行った。
「ファンケル キッズベースボール」は、〝キッズの笑顔が世界の元気〟をスローガンに、『読売ジャイアンツ』原辰徳監督の声がけで 2010年にスタートした野球教室イベント。今年も全国各地で開催している。
同日は高橋氏と同じ元「読売ジャイアンツ」の槙原寛己氏、佐野元国氏、元『横浜DeNAベイスターズ』の野村弘樹氏、山口俊氏、久保文雄氏、吉村裕基氏、元『東京ヤクルトスワローズ』の笘篠賢治氏も参加した。
子どもたちは暑い中でも、OBの指導に聞き入り、大きな声で「はい!」と返事するなど、真剣そのもの。子どもたちの姿に、OBも笑顔を見せた。
コロナ生活で変化した指導
囲み取材に応じた高橋氏は、「声を出すのは重要」と話した。
マスク無しや声出しなど、日常を取り戻しつつある現状を踏まえ、「教えていても表情が見えるのは、伝わるものが違うと思う。日頃なんとも思わなかった部分が重要だと思いました」と、コロナ生活があったからこその気づきも伝えたようだ。
また、子どもたちが動画で野球の勉強をすることについても「悪いことではない」としつつ、「僕たちのころは目の前のものがすべてだった。いろいろな手段で知識が入るのはいいと思います」と理解を示す。
一方で、「経験を積んで、わかったうえで参考にしないと。色々知識をつけてから動画を見ることが必要」とも語っていた。
最後に、子どもたちには「僕らの時代に『無理』だと言われていたことが無理じゃなくなった。できるだけ可能性にチャレンジさせてあげたい」と意気込みを見せ、指導者としては「勝ったり負けたりの緊張感を教えられれば」と抱負も語った。
Source: まいじつ2
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