画/彩賀ゆう (C)まいじつ
7月19日と20日にテレビ朝日系で中継された、プロ野球オールスターゲームの平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が発表された。
第1戦の視聴率は9.6%。第2戦は7.7%と数字を落とし、史上初の8%以下を記録。歴代で最低の数字となった。
「3月のWBCで世界一を獲得したことで、今年のプロ野球は例年以上に盛り上がっていると言われている。そんな中で過去最低を記録したとなると、WBCフィーバーは幻想であり、野球人気はさほど上がっていなかったと断じざるを得えないだろう」(社会部記者)
そのWBCで侍ジャパンを牽引したのは、MVPを獲得した大谷翔平だろう。どうやら、国民が興味を持っているのは〝プロ野球〟ではなく〝大谷個人〟のようだ。
メジャーオールスターの後ではただの茶番?
「7月12日、同じくテレビ朝日系列で、大谷が出場するメジャーリーグオールスターゲームが中継された。中継放送は平日午前中にもかかわらず、平均世帯視聴率で7.4%を獲得。ゴールデンタイム中継だった日本のオールスターとほぼ変わらず、時間帯を考えれば大健闘したと言える」(同・記者)
こうしたデータからも、WBCで国民の関心を集めたのは野球というコンテンツそのものではなく、大谷という存在ということが分かるだろう。
また、メジャーのオールスターが先に開催されたため、その〝落差〟によって失望を招いたとも。野球ファンの芸能ライターが語る。
「メジャーのオールスターを見た後に日本のオールスターなんてやられても、ショボすぎて見てられないでしょう(笑)本場の超一流プレーや大谷の雄姿を見たら、あんな茶番バカバカしくて見る気になんかなれませんよ。
プレーで劣るからといってネタに走りますが、それも乱闘ごっことか寒いコントばかりで心底くだらない。そもそも、今は交流戦でセパの真剣勝負が見られますし、オールスターなんてやめてもいいくらいですね」
野球人気を押し上げたと思えば、却って低下を招く…大谷の存在は劇薬だったのか?
Source: まいじつ2
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