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阪神ファンの熱心な組織票により、20・21日開催のオールスターゲームに捕手部門1位で選出された阪神・梅野隆太郎。
だが、その成績を見るにつけ、〝選出にはふさわしくない非スター選手〟であることが浮かび上がってくる。
今季の梅野は打率1割台で、打点わずか11、ホームランは1本のみ。
打率.266、11本、33打点の巨人・大城卓三や、打率.288、7本、28打点の広島・坂倉将吾とは、打撃成績で大きく水をあけられている。
キャッチャー本来の役目である〝守り〟の指標を見ても、梅野は酷いものがある。
「キャッチャーの強肩ぶりを示す数字に、盗塁阻止率がありますが、梅野はこれがリーグ12球団最下位の.148。
セ・リーグでは唯一の1点台であり、正捕手にもかかわらず、今季刺した盗塁は1しかありません。
守備率.994もセの捕手では最下位で、はっきり言えば〝打てない・守れない〟のお荷物選手。他球団なら控え捕手レベルの実力しかなく、社会人野球や独立リーグなら、彼よりいい捕手などいくらでも見つかるのでは」(週刊誌記者A)
迷惑系YouTuberならぬ“迷惑系ファン”
では、なぜ梅野はオールスター投票で1位を獲得できたのか。そこにあるのは、阪神ファンの異常な熱心さだ。
「阪神ファンの声が大きく熱心なのは、野球ファンならずとも知られていること。その熱心さは、コントや漫画などでネタにされるほどです。
彼らは球界全体ではなく、阪神を最優先に考えますから、ほかに適任な選手がいても、お構いなしに阪神の選手に投票します。
そして、その熱心さから投票に余念がありませんから、毎日毎日、梅野に入れ続けたのでしょう」(週刊誌記者B)
こういった事案は、つい先日にもあったばかりだ。
「阪神ファンは、頻繁に逮捕者が出ることで有名。7月3日にも、6月に甲子園球場で『もっと熱く応援せんかい!』と、客の顔面を殴った45歳の阪神ファンが逮捕されました。
昨年も、口に含んだビールを甲子園の警備員に吹きかけた阪神ファンの男が現行犯逮捕。
また同年、最終回に5点差で負けそうになった場面で、阪神ファンがスマホのライトで試合を妨害したことも大問題になりました」(週刊誌記者C)
もちろん、マナーやモラルを守って応援しているファンも多いはず。一部の熱狂的なファンが落ち着い
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