小栗旬 (C)Eugene Powers / Shutterstock
俳優の小栗旬が、7月6日放送の『トークィーンズ』(フジテレビ系)に出演。自身がブレークするきっかけとなったドラマ『花より男子』(TBS系)花沢類役について、「こんな役やりたくなかった」と当時の心境を明かした。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)での主演をはじめ、今や日本を代表する俳優となった小栗。番組では、そんな小栗が出演した数々のドラマの名場面とともに軌跡をたどり、その素顔に迫っていった。
なかでも注目を集めた発言が、2005年に放送された「花より男子」に関すること。
「小栗が演じたのは、ヒロイン・牧野つくし(井上真央)に想いを寄せる花の4人組『F4』の花沢類。類は、幼馴染でライバルである道明寺司(松本潤)の俺様タイプとは真逆の〝ふわふわ王子様タイプ〟で、当時女性視聴者は『司派』と『類派』で人気を二分する存在でした。今考えても最強の当て馬でしたね」(芸能ライター)
類役について、小栗は「ホントにブレークっていう感じのことをさせてもらって」と告白し、「花沢類がものすごくヒットしたときは、ホントに俺はこんな役やりたくなかったのにって思ってた」と、自身の描く俳優像とは離れていたと本音を吐露。
チヤホヤされて「イヤな気はしない」けども…
「自分がアイドル的人気になっていくような姿が、すごく照れくさいのもありまして」と当時の心境を語る。
しかしながらその一方で、「(自分の中で)二面性がやっぱりあって。やっぱり注目を浴びたかったし、どこかに行って女性に『花沢類だ』『小栗旬だ』とかって言われると、やっぱりイヤな気はしない。でも部屋に戻ると『俺はこれがしたくてここに来たんだっけな?』とか思ったりする自分がいて」と複雑な想いを抱いていたとも。
「花男」パート2が放送されていた時期はさらに人気が爆発し、小栗は「なんでそんなになってるんだろうってぐらいブワーッて言われて。だから鼻がこれぐらいに(高く)なってましたね」と天狗になっていたと話し、笑いを誘うのだった。
先日、所属事務所の社長に就任し、ますます忙しく過ごしている小栗。40歳を迎えた現在は、むしろ当時のように「キャーキャー」言われたいそうで…。
Source: まいじつ2
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