『狼と香辛料』15年ぶり復活に「許せない」 今も尾を引く“集団嫌がらせ事件”
『狼と香辛料』15年ぶり復活に「許せない」 今も尾を引く“集団嫌がらせ事件” (C)PIXTA
2008年頃に大ブームを巻き起こした『狼と香辛料』が、およそ15年ぶりに完全新作TVアニメとして復活を遂げる。詳細な情報が次々と明かされるなか、原作者・支倉凍砂の“黒歴史”にもあらためて光が当たっているようだ。
ライトノベル作家の界隈で起きた大事件
「狼と香辛料」は電撃文庫の大人気ライトノベル。商人のロレンスと狼の化身ホロによる旅路を描いた中世風ファンタジーで、TVアニメ化によって爆発的な人気を呼んだ。
新作アニメは「狼と香辛料」シリーズ15周年のフィナーレ企画として発表されたもので、2024年に放送されるとのこと。6月29日には第1弾PVが公開され、前作と同じキャストでロレンス役を福山潤、ホロ役を小清水亜美が演じることが明らかとなった。
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TVアニメ『狼と香辛料』 2024年放送決定
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第1弾PV公開です🐺⸝⋆
新たに紡がれる二人の旅路をお楽しみに🍎
ꕤ公式HP🔽https://t.co/MRUFXNdSvo
ꕤ第1弾PV🔽https://t.co/RakDw77bNH#狼と香辛料#spice_and_wolf pic.twitter.com/ylEy0CkoXl
— 『狼と香辛料』🍎2024年アニメ放送決定! (@Spicy_Wolf_Prj) June 29, 2023
10年以上の時を経てよみがえる名作に、歓喜の声が巻き起こっているものの、中には支倉が起こした騒動を忘れられず、「許せない」というファンも多い。
「その騒動とは、『半分の月がのぼる空』などを手掛けたライトノベル作家・橋本紡が、同業者たちから裏で嫌がらせを受けていた事件です。
橋本は2011年頃、プロの作家たちが共謀し、旧2ちゃんねるで自身への誹謗中傷を書き込んでいると告発。その時は証拠がなかったため、疑惑レベルにとどまっていましたが、2年後に有料サービス『2ちゃんねるビューア』のユーザー情報が流出したことで潮目が一気に変わりました。
流出したユーザーのなかに『神様のメモ帳』などで知られる人気作家の杉井光が含まれており、実際に誹謗中傷めいた書き込みを行っていたことが露呈してしまったのです」(ラ
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