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熱戦が続いたプロ野球交流戦も、6月18日で最後を迎える。12球団が相まみえたことで、各監督の手腕も如実に可視化された。
「パ・リーグで最も〝迷監督〟なのは、西武の松井稼頭央監督でしょう。彼は『走魂』をスローガンに機動力野球を掲げるも、盗塁死や走塁死で自らチャンスを潰す場面が目立っている。
また、14日の試合では、投手交代のルールを知らないという、監督として基礎的な知識不足も露呈しました。交流戦順位も堂々の最下位と、文句なしに〝迷監督〟と言っていいでしょう」(週刊誌記者)
セ・リーグの〝迷監督〟は、キラリと光る姿が〝球界の反射材〟と言われる中日・立浪和義監督だ。
「立浪監督はかの有名なPL学園出身ゆえ、染髪・ヒゲ禁止など、選手への締め付けには人一倍熱心。『戦う顔をしていない』『うちの打線には実力がない』などといった選手への暴言も多く、現代にはそぐわないただのパワハラになっています。
これで結果が出ていればまだいいのですが、2年連続最下位になる気配は濃厚で『勝てないくせに厳しい監督』という最悪の評価です」(同・記者)
オリックス中嶋聡監督“仰木マジック”の再来
立浪監督と同じく〝解任〟が濃厚な監督はパ・リーグにも…。
「ソフトバンク・藤本博史監督は、80億円の巨額補強をしながらAクラス争いがやっとのため、その能力は低いと言わざるを得ない。楽天・石井一久監督も、大型補強で総年俸約34億円ながら最下位争いと、ともに今季解任でもおかしくありません」(同・記者)
他方で、有能な監督は、四半世紀以上優勝から遠ざかっていたチームを2年連続優勝に導いたオリックス・中嶋聡監督だという。
「中嶋監督は『中嶋マジック』と言われる大胆な采配を見せるのですが、本人は選手の調子と緻密なデータに裏付けられたセオリーだと主張しています。
謙虚さ・大胆さ・緻密さにあふれるそのさまは、まさに仰木彬元監督以来の名将と言っていいでしょう。ロッテ・吉井理人監督も、侍ジャパンコーチ経験を活かし、監督1年目ながら首位を走る名将ぶりを見せています」(同・記者)
他球団の指揮官は…。
「話題性No.1の新庄剛志監督は〝客寄せパンダ〟と揶揄されながらも、万波中正や清宮幸太郎、加藤貴之を育成するなどその手腕はなかなか。現役時代は超暗黒時代を過ごしたDeNA・三浦大輔監督も、
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