『名探偵コナン』安室透は用済み!? “100億の男”候補に浮上したイケメンキャラ
『名探偵コナン』103巻(青山剛昌/小学館)
『名探偵コナン』の人気キャラクター筆頭としてもてはやされてきた安室透だが、すでに旬の時期は過ぎつつあるという見方も。そのバトンを受け継ぐ新世代のイケメンキャラクターとして、伊織無我の名前が浮上している。
原作漫画の新章で高スペック執事が活躍
現在、『週刊少年サンデー』に連載中の本編では、新章として大岡紅葉&伊織無我をメインキャラクターとしたエピソードが展開されている。
紅葉は服部平次に恋心を抱く財閥令嬢で、伊織はそんな彼女に忠実に従う執事という関係性だ。東京まで向かう新幹線のなかで、伊織は名探偵さながらに大活躍。さらに公安警察に所属していた頃、紅葉と初めて会った際の回想シーンまで回収された。
「紅葉と伊織のコンビは、劇場版でいうと第21作目『から紅の恋歌』から登場しています。これまでは平次と和葉のラブストーリーの当て馬のような立ち位置でしたが、今後存在感が強まっていきそうですね。
劇場版『名探偵コナン』では、すでに多くの人気キャラクターを消費してしまったので、次なるスターを発掘することに躍起になっています。そこで安室に匹敵するほどの高スペック男子である伊織は、この上ない逸材でしょう」(アニメライター)
元公安の有能執事という設定だけでなく、声優が『ジョジョの奇妙な冒険』の空条承太郎や『黒執事』のセバスチャン・ミカエリスでお馴染みのイケメン声優・小野大輔であることも、ポテンシャルの高さを感じさせる。
100億円の壁を突破する可能性
「安室の声優を務めているのは、ご存じ大ベテランの古谷徹。赤井秀一役の池田秀一と合わせて、『機動戦士ガンダム』のアムロ&シャアコンビを再現したことで、ある世代のオタク心を揺さぶりました。
ですが若いアニメファンや新規ファンにとって、このキャスティングはあまり引きになっていません。そこで小野が声を当てる伊織をメインキャラ化することで、ぐっとファン層の若返りを狙うのではないでしょうか。
安室は劇場版22作目の『ゼロの執行人』にて、“100億の男”として脚光を浴びたものの、国内興収では100億円に到達していません。実際に100億の壁を超えたのは、灰原哀とコナンの疑似ロマンスを描いた26作目『黒鉄の魚影』でした」(同)
そう考えると、イケメンキャラにスポットを当てるよりも、男女のラブストーリ
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