『ジョジョ』8部が実写化へ!?『岸辺露伴は動かない』に触発された関係者たちの思惑
『ジョジョ』8部が実写化へ!?『岸辺露伴は動かない』に触発された関係者たちの思惑 (C)PIXTA
漫画原作の実写化として、異例の成功を収めているドラマ『岸辺露伴は動かない』。5月26日から同作のスタッフが手掛ける映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の上映も始まり、好評を博している。
そんな大ヒットの裏側で、業界関係者の間ではさらなる『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの実写化が目論まれているようだ。
『ジョジョ』実写化の光と闇
漫画やアニメの実写化は大抵、失敗作となることが多く、「ジョジョの奇妙な冒険」に関しても例外ではなかった。
2017年に公開された映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は、メインビジュアルが公開された時点で批判の声が続出。興行収入は累計9.2億円程度で、当初予定されていた続編の構想は白紙になったと言われている。
「映画『ダイヤモンドは砕けない』の失敗は、予想通りという結果でした。三池崇史監督、主演に山﨑賢人という布陣でしたが、残念な実写化作品のクレジットで常連となっているコンビです。
三池監督は『テラフォーマーズ』や『無限の住人』といった大人気原作を大コケさせてきた実績があり、山﨑も出演数のわりに打率は低め。何より漫画ファンからは、原作への愛に欠けた“適当な実写化”の代名詞として敬遠されています」(映画ライター)
しかしその一方、2020年よりNHK主導で始まった『岸辺露伴は動かない』シリーズは、原作ファンを中心として広く愛される作品となっている。
『ジョジョリオン』実写化への期待
『岸辺露伴は動かない』が成功したのは、何より原作への愛と理解度の高さによるものだという。
「原作ファンだという主演の高橋一生は、露伴を憑依させたような演技で大好評。また、脚本はアニメ『ジョジョ』の中核に携わっていた小林靖子氏が担当しており、その凄腕を発揮しています。
第1期はギャラクシー賞テレビ部門の月間賞を獲得するほど評価され、その後も2期、3期と続編が制作される人気シリーズへ。そしてついには『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』として劇場版の制作にまで至りました。
この大成功は、『ジョジョ』に原作としての高いポテンシャルがあることを証明したようです。業界関係者は、同シリーズの次なる実写化に期待を見せています」(同)
そこでやり玉にあがっている
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