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4月14日深夜にスタートした新バラエティー番組『オールナイトフジコ』(フジテレビ系)が、初回からいきなり非難轟々だ。
この番組はバブル期に一世を風靡した『オールナイトフジ』、不景気の中を活気づけた『キャンパスナイトフジ』の流れを汲んだ生放送バラエティー。元テレビ東京社員のテレビプロデューサー・佐久間宣行氏、『オズワルド』伊藤俊介、『さらば青春の光』森田哲矢がMCを務め、現役女子大生15人で結成された『フジコーズ』が〝華〟として番組を彩る。
女子大生の彼女らは、番組中にゲスなコーナーに挑戦。サウナトークで汗だくになると、突然上着を脱いで露出したほか、胸元の名札にLINE IDを載せ、視聴者メッセージを募集する企画まで放送された。
佐久間氏や森田といった中年出演者たちは、こうした光景を見ながらニンマリ。その光景は、たしかに「オールナイト」「キャンパスナイト」を彷彿とさせるものだったのだが…。
お色気番組はやっぱり時代錯誤?
しかし、現在は令和。2023年にもなって繰り広げられたバブル的なノリに、視聴者の反応は当然のように冷たい。
ネット上には、《バブルのノリをTVで観ると、昔の栄光にすがってて悲しく見える》《おじさんたちがやりたかったことを番組にしてみたけど、内輪で盛り上がってただけ》《1分ほど見たが、痛々しくてテレビ消した》《時代錯誤だと感じた》《おじさんが昔は楽しかったよな〜、と他の世代にそれを押し付けてみたけど、全然面白くないと受け入れられなかった典型》などと厳しい言葉が。
発想から進行まで全てがオヤジ臭いとの批判が並んだ。
「『オールナイトフジ』『キャンパスナイトフジ』シリーズにあるのは、良くも悪くも一貫した下品さ。芸人と女子大生の〝繋がり〟が禁止されていたにもかかわらず、HのIが女子大生を口説いていたことも裏で問題になりましたね。
〝昔はよかった〟を象徴する番組なので、良くも悪くも話題にはなるのは当然。当時もネットやSNSが普及していなかっただけで、批判の声は少なくなかったです。
そもそも今回の企画は、若手スタッフに自由な番組作りを提供する場としてつくられたもの。その発想自体がズレていると言われてしまえば終わりですが、テレビでしかできないことへ挑戦しているのは、評価するべきなのではないでしょうか」(週刊
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