芳根京子 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
俳優・芳根京子が主演を務める新ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)が、4月12日から幕を開けた。しかし芳根のイメージに不似合いな主人公の性格に、早くもイラつく視聴者が続出している。
同ドラマは、飲料メーカー開発部所属の藤崎亜季(芳根)が主人公の物語。「弁理士」の資格を持つ北脇雅美(『ジャニーズWEST』重岡大毅)と共に、あくどい〝パクリ〟から会社を守るために奮闘する知的財産エンタメドラマだ。
第1話では、社運を賭けた新ドリンクのプロジェクトがライバル会社に盗まれる事態が発生。そのライバル会社には藤崎の同級生が務めていたため、彼女に情報流出の疑いがかけられてしまう。
当然、藤崎はプロジェクトから外されるのだが、そこへトラブルを調査するためにやってきたのは親会社のエリート社員・北脇。お人好しの藤崎と冷徹な北脇の凸凹コンビがタッグを組み、パクリ事件の真相を突きとめていく。
イメージ違いのキャラに不評が…
今回、芳根が演じた藤崎は、自分の意見を主張するのが苦手な鈍臭い新米社員。主人公のオドオドとした態度が視聴者の癇に障ったようで、SNS上には《今までがバリバリ仕事出来る役ばっかりだったから、芳根京子ちゃんが鈍臭い役で残念》《芳根さんの役、オドオド感が好きになれないわ》《芳根京子のイメージがせっかく真犯人フラグでまともな印象になったのに…》《芳根京子、オールドルーキーでバキバキ仕事人キャラだったから、おとぼけやってるの全然見慣れない》《芳根さん、キリッとした役の方が合うな》などと酷評が相次いでいた。
「数多くのドラマに出演している芳根ですが、基本的には〝真面目〟なキャラクターに抜擢されることが多い印象です。昨年6月から放送されていたドラマ『オールドルーキー』(TBS系)では、スポーツマネジメント会社に勤める優秀な若手キャリアウーマンに。
また2021年放送の『真犯人フラグ』(日本テレビ系)でも、主人公が勤める会社であらゆるクレーム処理を迅速に行う二宮瑞穂を演じていました。これらのイメージが強いせいで、今回の〝鈍臭い役〟に嫌悪感を覚える人も多いのでしょう」(芸能ライター)
しかし裏を返せば彼女の演技力が見事だったからこそ、視聴者がイラついてしまったともいえる。今回の酷評はむしろ、芳根にとって名誉なことなのかもしれ
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