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3月28日に音楽家の坂本龍一さんが死去した。世界で最も有名な日本人アーティストの1人が逝去し、日本中が悲しみに暮れている。
そんな中、坂本さんが出演し、音楽も手掛けた映画『戦場のメリークリスマス』がネット上で話題に。その内容に、さまざまな声が寄せられている。
1983年に日本で公開された『戦場のメリークリスマス』は、大島渚さんが監督を務め、坂本さんのほか、デヴィッド・ボウイ氏、ビートたけし、内田裕也さんなど、そうそうたるメンバーが出演。
カンヌ国際映画祭ではグランプリこそ逃したものの、世界中で高い評価を受け、英国アカデミー賞の作曲賞を受賞した。
坂本さんの訃報を受けて、作品の注目度が高まっているが、ネット上では《戦場のメリークリスマス見たけど意味わからなすぎ》《全く意味がわからない映画だった》《追悼の意味も込めて初めて見たんだけど、私にはちょっと難しかった…》《戦場のメリークリスマスを鑑賞した 意味不明!》《音楽だけの映画》といった声があがっている。
日本人でもリスニングが困難な日本語
「『戦場のメリークリスマス』が意味不明と言われているのは、もちろんストーリーのせいではありますが、シンプルに、イギリス人俳優のトム・コンティの日本語が全く聞き取れないことも大きい。彼は画面に出ずっぱりなのですが、日本語でしゃべるシーンは何をしゃべっているのか、日本人でも聞き取れない。
英語で話すシーンには字幕がつくのでわかりますが、日本語は本当に意味不明。というのも、トムは日本語で演技するにあたって、日本語の台詞を〝音〟として聞いて、それを再現して発音していただけだから。
ほかにも、ビートたけしと坂本さんの日本語発声もかなり怪しい。たけしが、自分自身で自分の演技や、坂本さんの演技を酷評するほどでしたからね。海外の人は、棒読み具合や、発音のヒドさがわからないので、違和感なく鑑賞できるのかも」(芸能記者)
SNSなどでも《日本語に日本語字幕付けて欲しい》《日本人の日本語が聞き取れなさすぎて笑ってしまう》《坂本龍一の日本語が聴き取れなくて笑う。でもビジュがめちゃくちゃ良い》といった声があがっている。
字幕さえあれば、評価も変わるかもしれない。
Source: まいじつ2
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