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その期待値に反し、興行収入での不調が浮き彫りとなっている映画『シン・仮面ライダー』。まさかの結果に焦ったのか、配給会社がなりふり構わぬテコ入れ策を連発している。
同作は庵野秀明脚本・監督『シン』シリーズの最新作として3月18日に公開。サプライズ性を保つためか、事前プロモーションや情報解禁は行われず、ベールに包まれたままの封切りとなった。
「宣伝放送が逆効果だったのか、興行収入は初週2位というまさかの滑り出し。『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』に比べ、低調に終わるのは確実です」(週刊誌記者)
これに焦ったのか、配給会社の東映は3月23日、『追告』として新たなティザー映像をYouTubeにアップ。25日には2分49秒の冒頭シーンも期間限定公開し、31日からは新たな入場者特典『イラストサインペーパー(色紙サイズ)/仮面ライダー第2号ver.』が配布されている。
なりふり構わぬ必死なテコ入れは逆効果?
「一連のテコ入れで特に驚きなのが、映画の第1章にあたるクモオーグ編を、MBSでノーカット放送したこと。時間にして30分と、映画全体の4分の1にあたり、異例の大盤振る舞いであることが分かるでしょう。しかも、映像は『TVer』で見逃し配信されているのですから、興味を惹きつけるための必死さは浮き彫りです」(同・記者)
このように、あらゆる手法でなりふり構わぬテコ入れを図っているが、《かつてのキュティーハニー感が濃厚でこりゃ駄目だと思ったわ》《シン・シリーズもこれで打ち切りかな 爆死したら流石に次はないだろ》《3分ならまだしも30分て…》《必死すぎてちょっと怖い》などとネット上の反応は冷ややかだ。
中には、《明らかにダメそうな冒頭映像出したの失敗やろ》《庵野の実写じゃこんなもん》《シンウル以上に二次創作感が強い》《このレベルなら見に行かなくていいや》など、逆効果だとする声もある。
アニメ界で神格化されている庵野監督も、実写では『シン・ゴジラ』の一発屋になってしまうのか…。
Source: まいじつ2
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