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『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏が脚本・監督を務めた映画『シン・仮面ライダー』が、大苦戦している。その理由として、制作費削減もウワサされているようだ。
『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』などを手がけてきた庵野氏の最新作が『シン・仮面ライダー』。満を持して3月17日に公開されたのだが、公開3日で興収5.4億円、 34万5000人動員であった。
「このままでは、最終興収が20億円いくかどうか。今までのシンシリーズは、シン・ゴジラが82.5億円、シン・ウルトラマンが44.4億円、そして『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が102.8億円でしたので、想定外のコケっぷりなのでは」(週刊誌記者)
アニメの『エヴァンゲリオン』はともかくとして、実写シリーズの『シン・ゴジラ』と『シン・ウルトラマン』に比べると、『シン・仮面ライダー』は明らかにスケールダウンした作品だったという。
「シン・ウルトラマンの半分くらい?」
「そもそも〝主人公の大きさ〟が違うという問題はありますが、映画としてショボかったことは否めない。たくさんのエキストラを使ったシーンや、市街地での大規模な撮影シーンがまったくなかったのです。
『仮面ライダー』といえば、市民に悪さをする怪人を仮面ライダーが懲らしめるのですが、『シン・仮面ライダー』は、敵が潜伏するアジトに仮面ライダーがわざわざ乗り込んでいき、次々とボコボコにしていくだけ。『ポケモン』のジムリーダーとの闘い的なノリです」(同・記者)
ネット上では、このスケール感に《どのくらいの予算だったのだろう? シンウルトラの半分くらい?》《ツッコミどころ多すぎ。最後のバトルは酷い。予算なくなっちゃった?》《シン・ゴジラ、シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーと進むごとに予算減らされてない?》《シン・ゴジラ>シン・ウルトラマン>>>シン・仮面ライダーの順で予算減ってると思うんだ…》といった声があがっている。
「シン・仮面ライダーは、コロナ禍の影響で、制作スケジュールを大幅変更。予定されていたよりも、公開時期が2年も伸びたようです。そんな影響で、いざ撮影に入ったときには、予算がすっからかんになっていたのかも」(同)
今後は、『シン・ウルトラマン』の続編、『シン・ウルトラセブン』なども予定されている
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