新作RPGが『エルデンリング』を丸パクリ!? 海外で相次ぐアセット盗用問題の実態
新作RPGが『エルデンリング』を丸パクリ!? 海外で相次ぐアセット盗用問題の実態 (C)PIXTA
先日リリースされたばかりのオープンワールドRPG『Bleak Faith:Forsaken』に、アニメーションの“パクリ疑惑”が浮上している。
盗用元が人気ゲーム会社、フロム・ソフトウェアの作品だったこともあり、ゲーマーたちが怒りの声を上げているようだ。
購入したアセットに問題あり?
「Bleak Faith:Forsaken」は、セルビアのスタジオ『Archangel Studios』が開発を手がけたソウルライクゲーム。文明崩壊後の広大な世界を舞台にしており、プレイヤーは強靭な敵に何度も敗北しながら、危険に満ちたロケーションを探索していく。
かねてより注目を集めていた同作だが、3月11日にリリースされて早々、フロム・ソフトウェアの人気アクションRPG『ELDEN RING』(エルデンリング)のパクリ疑惑が浮上してしまった。
たとえば「エルデンリング」のボスキャラクター・マレニアと似たような攻撃モーションをとる敵が登場したり、プレイヤーの剣を振り回す動作がほぼ一致していたり…。とにかく既視感のある動きが多々見受けられる。
盗用疑惑は海外ユーザーの間で広まったが、日本でも《これは完全にアウト》《あらゆるモーションが丸被り》《リスペクトを通り越してる》と大きな話題になっている。
しかし指摘を受けた開発側は、盗用の意図を真っ向から否定した。
そもそも件のモーションには『Unreal Engine マーケットプレイス』で購入したアセット(素材)が使われていたのだが、その商品が無断盗用されたものだった…という不幸な事故らしい。
そこで開発側は、「Unreal Engine マーケットプレイス」の運営であるEpic Gamesに抗議を行ったそうだが、思うような回答は得られていない。
Epic Gamesの言い分としては、規約の遵守はあくまでアセット出品者の義務であり、運営側にはそれを監視し、購入者に保証を行う義務はない…とのことだ。
ゲーム界隈で相次ぐパクリ騒動
実はアセットの盗用問題については、最近他のゲームでも同じような事例が報告されていた。“ファンタジー版タルコフ”としてブームを呼んだ、PC用アクションRPG『Dark and Darker』の一件だ。
同作は韓国の
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