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昨年公開され、興業収入197億円のメガヒットを遂げた、国民的アニメの最新劇場版作品『ONE PIECE FILM RED』。しかしヒット作にもかかわらず『第46回 日本アカデミー賞』にて最優秀アニメーション作品賞を逃し、ファンたちから驚きの声が続出しているようだ。
3月10日に授賞式が行われた「第46回 日本アカデミー賞」。アニメーション作品賞は「ONE PIECE FILM RED」の他に、新海誠監督作品『すずめの戸締まり』や社会現象を巻き起こした『THE FIRST SLAM DUNK』、湯浅政明監督の『犬王』、辻村深月のベストセラー小説をアニメ化した『かがみの孤城』の5作品がノミネートされた。
そんな選りすぐりの作品の中から、『THE FIRST SLAM DUNK』が見事に最優秀アニメーション作品賞に選ばれた。
この結果に対して『ONE PIECE』ファンたちは納得がいかなかった模様。
ネット上で《スラムダンクだなんてびっくり…。ワンピ一択だと思ってた》《スラダンファンの弟ですら、ワンピが最優秀賞貰えるって思ってたのに》《ワンピじゃないとか誰が選んだの?》などとお気持ち表明している。
ファン向け作品の“宿命”か
そんな『ONE PIECE』ファンのお怒りに対し、真っ向から反対する人も。
同作は明らかにファン向けの作品で、なおかつ度重なる特典で集客していたため、《ワンピが好きな人向け前提じゃ作品賞は無理だ》《興行収入だけ見て選んでないことが分かりますね》といった意見も続出している。
「最優秀アニメーション作品賞を巡って論争が繰り広げられていますが、そもそも『日本アカデミー賞』に価値を見出しているのが間違いかもしれません。
同賞はかねてより受賞する配給会社に偏りがあることで有名。また他の映画賞レースを総なめしている俳優が、『日本アカデミー賞』だけノミネートされないといった事態も頻繁に起こっています。
そのため《本当にクソほどの価値もねえ賞》と言われることも。もはや同賞を巡る争い事態に、価値はないのです」(芸能ライター)
今回の授賞式も日本テレビ系で中継されていたが、裏番組にWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が放送されていた。
TBSで10日に放送された韓国戦は、平均世帯視聴率44.4%(ビデオ
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