草彅剛 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
ネット上で様々な考察が過熱している現在放送中の連続ドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)。ついに物語は佳境を迎えているが、いったいどんな展望になるのか、段々と見えてきたという。
草彅剛演じる主人公の鷲津亨は、長年政治家の犬飼大臣(本田博太郎)の秘書を務めている。しかしある日、何者かによって歩道橋から突き落とされ、意識不明の重体になった息子の事件を、犬飼から〝事故〟で処理するよう圧力をかけられたことをきっかけに、悪しき政治家たちを失脚させようと復讐を開始する。
「これまでの展開で、どうやら黒幕は厚生労働大臣・鴨井(片平なぎさ)であることが見えてきました。鴨井は弱者の支援に力を入れている志高い政治家で、妻の可南子(井川遥)は鴨井を尊敬している。
ラスボスが根っからの悪人ではないことから、どんな最後を迎えるのかに注目が集まっています」(週刊誌記者)
草彅剛VS杉野遥亮が最後のシーン?
そんな中、息子の事件と並行して、もう一つ鷲津は大きな問題を抱えている。
実は鷲津、部下の眞人(杉野遥亮)の兄が出した陳情をないがしろにしてしまった過去があり、眞人はその犯人が犬飼だと思って復讐を企んでいた。
眞人は復讐がすでに済んだと思っているが、実は犯人が鷲津だったとわかったとき、いったいどうなるのか…。
「鷲津と眞人は、同じような立場と言えますね。復讐するべき相手が、悪人ではなく、公共の利益に資するような立派な人物。自分の私怨を優先させるか、日本全体のことを考えるのか、究極の二択が迫られます。
もしハッピーエンドとするならば、鷲津と眞人は相手を許し、自分が気持ちを抑えることで、よりよい日本が生まれた…という展開になるでしょう。
もしバッドエンドとするならば、鷲津は鴨井大臣を許すものの、眞人は鷲津を許せずに……というかたちになりそう。
鷲津と眞人が同じ選択をするのは面白みにかけるので、バッドエンド説が有力です」(同・記者)
こんなご時世なので、希望が見えるような最後も期待したいが…。
Source: まいじつ2
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