ハリポタ原作者“差別問題”で『ホグワーツ・レガシー』も炎上! 一方ゲーマーからの評価は…
ハリポタ原作者“差別問題”で『ホグワーツ・レガシー』も炎上! 一方ゲーマーからの評価は… (C)PIXTA
2月10日に発売されたゲーム『ホグワーツ・レガシー』をめぐって、海外では壮絶な争いが巻き起こっているという。同作は小説『ハリー・ポッター』の世界を舞台としているのだが、原作者であるJ・K・ローリングの言動が炎上を呼ぶこととなった。
海外メディアではレビューに最低点
「ホグワーツ・レガシー」は、「ハリー・ポッター」本編の時代から約100年前の魔法界を描いた作品。自由度の高いオープンワールド・アクションRPGとなっており、誰もが夢見た「ホグワーツ魔法魔術学校」での学校生活を体験できるということで、世界中で大きな注目を浴びていた。
しかしアメリカのメディアである『WIRED』誌は、発売当日に“異例”と言うしかないレビューを投稿。同作に対して10点満点で1点という、最低のスコアを付けたのだ。
ライターのJaina Grey氏によるレビュー内容を見てみると、物語が「反ユダヤ主義的」であること、キャラクターの言動が不自然であること、ファンのノスタルジーを刺激するためだけに作られたことなどが指摘されている。
ハリー・ポッターのゲーム「ホグワーツ・レガシー」には、さまざまな“欠落”を感じさせられる:ゲームレビュー https://t.co/3To7cyK6Vm #最新記事
— WIRED.jp (@wired_jp) February 13, 2023
なお、同記事ではJ・K・ローリングが近年トランスジェンダーの人々に対して差別的な発言を行っていることにも言及。そしてその偏見が「ホグワーツ・レガシー」に及ぼした影響についても分析を行っていた。
トランス女性への差別をめぐって論争に
日本ではあまり報道されていないが、J・K・ローリングのスタンスは海外で大問題となっている最中だ。トランスジェンダーを“真の女性”と区別するような発言を行い、「ハリー・ポッター」シリーズの出演者たちからも苦言を呈されており、「TERF」(トランス排除的ラディカルフェミニスト)としてバッシングを浴びている。
そして1月29日には、そうした扱いに抗議するツイートを行ったのだが、さらなる炎上を巻き起こしたばかりだ。
Same shit, different century. pic.
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