グリフィンドール派は異端!『ハリー・ポッター』原作ファンなら分かる最高の寮
グリフィンドール派は異端!『ハリー・ポッター』原作ファンなら分かる最高の寮 (C)PIXTA
『ハリー・ポッター』シリーズのファンであれば、誰もが「ホグワーツ魔法魔術学校でどの寮に入るべきか」と想像を膨らませたことがあるだろう。
定番といえば、主人公のハリーが通った「グリフィンドール」になりそうなものだが、マニアックなファンの間では意外な寮が支持されているようだ。
“陰キャ”にはキツすぎるグリフィンドール
あらためて振り返っておくと、ホグワーツに存在する寮の数は4つ。グリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリンだ。
中でも作中でもっとも目立つのは、やはりグリフィンドール。「勇気」を重視する気風となっており、“例のあの人”ことヴォルデモートとの戦いでは、グリフィンドール生の活躍が目立っていた。
ところが「ハリー・ポッター」ファンたちの間では、《グリフィンドールはノリで生きてる陽キャばっかりで怖い》《血統主義嫌ってるわりに選民思想を無自覚で持ってるしどっこいどっこい 自覚あるだけスリザリンのが数倍マトモ》《グリフィンドールになるくらいなら、アズカバンの方がマシ》などと忌避する声が上がっている。
グリフィンドールの生徒たちは、明るく正義感にあふれる行動派が多い。しかしその反面、公平さや謙虚さに欠ける一面があるのも否定できない。
元グリフィンドール生でハリーの父、ジェームズ・ポッターは、学生時代に傲慢な性格だったことがよく知られている。そしてダンブルドア校長ですら、出身寮ひいきがあからさまで、公平さに欠けると指摘されることも。
生徒のノリがきついこともしばしば指摘されており、“陰キャ”寄りなネビル・ロングボトムは、組分けの際にグリフィンドールを避けようとしていたほどだ。
劣等生の寮なのに魅力的?
そんなグリフィンドールに対して、真に魅力的な寮として支持されているのは、ハッフルパフだという。
ハッフルパフは「忍耐強さ」や「勤勉」といった気風があり、競争や差別を好まない生徒が多い。闇の魔法使い「死喰い人」になる者は最も少なく、最終決戦ではグリフィンドール生とともにヴォルデモートに立ち向かう、勇敢な生徒たちが描かれていた。
また、劣等生が多いイメージがあるかもしれないが、実際にはハッフルパフ出身のスターも数多く存在する。その代表といえば、セドリック・ディゴリー
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