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漫画家・はまじあき氏による漫画が原作のTVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』(TOKYO MXほか)が、社会現象とも呼べるほど大ヒットを記録している。昨今のアニメ映画ブームの流れもあり、劇場版への期待が高まっているようだ。
主人公・後藤ひとりはネット上でギターヒーローとして名を馳せているが、実生活はコミュ障で、夢だったバンド活動や文化祭ライブの夢を叶えられずに中学生活を終える。
しかし、高校生活では一転、ドラマーの伊地知虹夏に誘われたことをきっかけに、下北沢を中心に活動する『結束バンド』の代役ギタリストとしてライブに参加。そこからバンドのギタリストとして成長する物語が描かれていく。
「昨年12月28日に発売された『結束バンド』の1stアルバムは、Billboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャートで7.3万枚を記録して1位になりました。
CDだけでなく、アルバムと同日に発売されたDVD・Blu-rayの売上は合わせて1.6万枚ほどに。原作漫画も全巻重版されており、〝電子版を含まず〟100万部突破が発表されています。
また、2月3日には夕方のニュース番組『news every.』(日本テレビ系)で『ぼっち・ざ・ろっく!』の特集が組まれ、一部の楽器屋では、ギターの売り上げが数十倍になっていると紹介されました」(アニメライター)
ここまで「ぼっち・ざ・ろっく!」がウケた理由はどこにあるのだろうか。
『ぼっち・ざ・ろっく!』が映画化される可能性は?
「『結束バンド』は、2000年代に流行ったような日本語圏ロックの流れを汲む本格的な楽曲がずらり。いわゆるアニソンではなく、昨今の主流であるJ-POPアーティストが手掛けたアニメ楽曲として、一般層や2000年代に青春時代を過ごした人たちにウケています。
それもそのはずで、作中の中心地である下北沢で2000年代ごろ、実際に活躍していたアーティストたちが楽曲を制作。そのハイクオリティーな楽曲を、原作の雰囲気を崩さずに表現しているため、原作ファンも新規ファンも音楽ファンも虜になっているのです」(音楽ライター)
アニメは昨年12月24日に第1期の放送を終了しているが、早くもファンからは2期を求める声が上がっている。
さらに映画化を望むファンも多く、《ぼっちざろっく映画化し
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