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社会現象を巻き起こした『鬼滅の刃』だが、世間ではオワコンと囁かれ始めている。
2023年4月からアニメ新シリーズ「刀鍛冶の里編」の放送が予定されているが、このままでは全盛期のような盛り上がりを取り戻すことはできないかもしれない。
2022年12月10日、フジテレビ系で2回目の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が放送された。
2021年9月に初めて地上波で放送された際は、平均世帯視聴率21.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)の高視聴率を記録したものの、2回目は9.1%と大幅に減少。歴史的大ヒット作品にしては、世間に飽きられるのが早すぎやしないだろうか…。
とはいえ、2022年2月に終わったアニメシリーズ「遊郭編」から、そろそろ1年の月日が経つ。
最近は『呪術廻戦』『チェンソーマン』をはじめ、『SPY×FAMILY』『リコリス・リコイル』『ぼっち・ざ・ろっく!』『機動戦士ガンダム 水星の魔女』といった数々のアニメ作品が注目を集めたこともあり、世間が目移りしてしまうのも仕方ない。
ネット上では「鬼滅の刃」について、
《もはや誰も鬼滅の話してない》
《オワコンって言って話題にしてるヤツの優しさよ。マジで最近名前すら聞かなくなった》
《もっとテンポよく新シリーズ放送してれば天下は続いたのに》
《最近コンテンツの消費スピードがヤバい…。鬼滅のオワコン化がそれを物語ってる》
などなど、厳しい声が目立っている状況だ。
女性人気の高い作品は息が長い?
ただ一方で、まだまだオワコン化はしていないという意見も。2023年2月3日から「鬼滅の刃」のワールドツアー上映が開始されるということで、YouTubeに「プロモーションリール 2023」と題した動画がアップされたのだが、再生数はあっという間に400万回を突破。
とても下火のコンテンツが出せる数字ではない。
また、2回目の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』地上波放送も、一部女性の間では大きく盛り上がっていた。
SNSなどに寄せられた反響から察するに、おそらく30~40代の女性がメインと思われるが、この層に支えられるコンテンツはかなり強い。きっと彼女らが、これからも「鬼滅の刃」を盛り上げていくだろう。
「『鬼滅の刃』は、まず女性層を取り込み、その後、子どもたちの間で注
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