一番ハズレの斬魄刀といえば?『BLEACH』の残念すぎる卍解ランキング!
『BLEACH -ブリーチ-』74巻(久保帯人/集英社)
『BLEACH』に登場する死神たちは、斬魄刀の能力を解放した「卍解」を奥の手とする。いわば、究極の必殺技と言えるのだが、その中には実戦に耐えない性能のものも…。今回は「残念すぎる卍解」をランキング形式でご紹介していこう。
<3位>砕蜂「雀蜂雷公鞭」
砕蜂は、死神たちの世界に君臨する「護廷十三隊」の二番隊隊長。傲岸不遜な態度で、いかにも強キャラっぽい雰囲気を漂わせている。
実際に砕蜂の斬魄刀「雀蜂」は、かなり強力な能力をもつ。始解の「弐撃決殺」は、二度同じ部位に攻撃を当てれば相手が落命する、チートのような性能だ。
しかし卍解の「雀蜂雷公鞭」は、始解状態とは全く別の能力に変化する。
その能力は、巨大な砲台のようなフォルムに変形した右腕から、ミサイルを発射するというものだった。
おそらくは「弐撃決殺」の始解に対して、「一撃必殺」の卍解というコンセプト。かなりド派手な見た目であり、威力も高い技ではある。
しかし、そもそも砕蜂は隠密を生業とする者である上、スピードを活かした戦闘スタイルなので、ミスマッチ感が強い。
なお作中では、「破面篇」のバラガン・ルイゼンバーン戦で初めて使用。無理しながら二発撃ったものの、バラガンを倒すには至らなかった。
それどころか自分に返ってくる反動と相手に与えたダメージが釣り合っていないという、何とも微妙な結果に終わっている。
<2位>班目一角「龍紋鬼灯丸」
班目一角は、武闘派の多い十一番隊でもとくに好戦的な性格。第三席でありながら、隊長と副隊長以外で唯一卍解を習得している貴重な人材なのだが、その能力はハッキリ言ってハズレだった。
一角の斬魄刀「鬼灯丸」の始解は、形状が刀から槍と三節棍に変形するという極めてシンプルな能力。
その一方、卍解「龍紋鬼灯丸」では、斧のような形をした巨大な三つの刃に変化する。
刃の一つには龍の紋様が彫られており、相手に攻撃するか、相手からの攻撃を受けることで徐々に龍が赤く染まっていく。
そして完全に龍が赤くなると、破壊力が最大化する寸法だ。
なぜこれがハズレかと言うと、そもそも卍解には「壊れると直せない」という前提があるため。
「龍紋鬼灯丸」は壊れるほどに強くなっていく仕組みなので、矛盾していると言わざるを得ない。
実際に作中では、破面のエドラド・リオネス戦で全
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