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円安などの影響により、食品をはじめ日用品の物価高騰が止まらない。誰もが知るファストファッションブランドの『ユニクロ』も、やはり例外ではないようだ。
ユニクロを運営するファーストリテイリングは12月13日、商品の一部値上げを発表した。
対象となるのは来年の春夏商品で、人気の「感動ジャケット」も税込み5990円から6990円に引き上げられるという。
「ユニクロの値上げは、これが初めてではありません。今年6月上旬には秋冬商品の一部値上げが発表され、フリースの価格が1990円から2990円へ。
9月には『ユニクロのフリースが2990円になる理由』と題した広告や特設サイトが登場し、価格を見直さざるを得ない理由として、製造コストの変化があると紹介されていました。
また10月の決算会見で、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が『円安で原料高なので価格据え置きは無理』と発言する一幕も。
天下のファーストリテイリングといえど、円安の波には敵わなかったようです」(時事ライター)
もはや“ファストファッション”にあらず?
値上げは仕方のない話だが、もはや消費者はユニクロに価値を見出せなくなってしまった模様。
価格の安さで商品を購入していた層も多いだけに、ネット上では
《どんどん庶民の味方ブランドではなくなっていくね…》
《いきなり1000円の値上げは大きい。でもユニクロは安くならなきゃ買わないからいいや》
《ユニクロは普段着で購入してたのに、値上がりやめて欲しいよ。もう買えなくなる》
《ユニクロも高くなったよね、決して安くない。同じ値段出すならよそのショップに行ってしまう》
《安いから買ってたのに値上げ&値上げなら買わないわ。その金額出すならもっと色感も形もいいの買える》
など厳しい声が相次いでいる。
「ユニクロといえば安さが売りですが、その裏に潜んでいた〝ウイグル問題〟の影響で多方面から批判を浴びていました。
この疑惑で消費者離れが進んでいたにもかかわらず、今回の値上げ発表で、ますます消費者が減ってしまうかもしれません。
しかし、ウイグル問題を非難する人たちは、労働者の賃金上昇に伴う値上げを受け入れるのでしょうか…。いずれにせよ、前の価格が安すぎたということでしょう」(同・ライター)
デフレマインドを持った消費者が多い限り、日本の経済
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