死滅回游の“黒幕”発覚!?『呪術廻戦』206話で羂索が意味深セリフ
『呪術廻戦』20巻(芥見下々/集英社)
人気ダークファンタジー漫画『呪術廻戦』の第206話『星と油(3)』が、12月5日発売の『週刊少年ジャンプ』1号に掲載された。熾烈を極めるデスゲーム「死滅回游」が繰り広げられる中、これまで黒幕と思われてきた羂索が意外な情報を匂わせている。
※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています
特級術師・九十九由基との戦いに決着を付けるべく、領域展開「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」を放った羂索。それ自体は天元の考えた作戦通りだったのだが、思わぬ誤算が明らかとなる。
天元の想定では、羂索が発動した結界を“外殻”から破壊する予定だったが、通常の領域展開とは違い、「胎蔵遍野」には外殻が存在しなかった。九十九はその効果を簡易領域でしのぎ、時間稼ぎを試みるものの、致命傷を負うことに。天元が領域を解体する頃には、無残な姿で地面に転がっていた──。
問題のセリフは、その先に登場する。羂索は倒れている九十九に対して、天元を信頼すべきではなかったと苦言。彼が「死滅回游」にまつわる重要な隠し事をしていると仄めかすのだ。
天元が口走っていた言葉の意味
言葉は途中で遮られたため、天元の“隠し事”が何なのかは明かされていない。しかし発言の端々から、「死滅回游のゲームマスター」が天元なのではないか…という説が浮上したようだ。
ネット上では、《死滅回游の黒幕って天元さ…ま…!?》《天元様この期に及んで何隠し事してるの?》《天元が死滅回遊のゲームマスターなんかな》《死滅回游の本当の黒幕は羂索ってより天元だよなあ》《死滅回游のゲームマスターは天元、もともと天元は一般人と同化するのが目的》と疑惑の目が向けられている。
これまでの描写を振り返ると、天元にも不審な言動があった。第145話『裏』で、虎杖悠仁たちに羂索の狙いを解説していた天元は、「死滅回游のゲームマスターは羂索じゃない」とキッパリ断言していたのだ。
天元は日本の結界を司る存在で、結界術の効果により日本全土の事象をほぼ把握しているという。謎の多い「死滅回游」に詳しいのも、術の効果なのかもしれない。だが、それでは目的やル―ルの意図まで把握しているのに、ゲームマスターだけを明かさない怪しさが際立ってしまう。
天元も羂索も、特級術師のさらに上を行くほどの実力者たち。それぞれの真の思惑は何なのか、血みどろの死闘の果てに明らか
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