一歩“復帰”の必要ナシ!?『はじめの一歩』ウォーリーが絶対王者リカルドを圧倒
『はじめの一歩』135巻(森川ジョージ/講談社)
10月12日発売の『週刊少年マガジン』46号に、長寿ボクシング漫画『はじめの一歩』の第1398話が掲載された。作中の“絶対王者”として君臨していたはずのリカルド・マルチネスが、ウォーリーに苦戦させられる状況が続き、読者たちを動揺させている。
※『はじめの一歩』最新話の内容に触れています
ウォーリーの繰り出す猛攻に対して、防戦一方の状態が続くリカルド。これまで滅多に被弾しなかった絶対王者が圧倒される姿に、観客も唖然としていた。
とはいえ元来リカルドは、相手を観察した後に動きを看破して戦うボクサー。そのため第2ラウンドでは、反撃に転じるものかと思われていた。しかしその予想は裏切られ、ほとんど手を出すこともできないままコーナーに戻ってくると、苦戦していることを正直にセコンドに打ち明けるのだった…。
リカルドはウォーリーをつぶさに観察していたが、第2ラウンドまでの計6分では、いまだに活路を見いだせない模様。その理由は人間離れしたウォーリーの身体能力だけでなく、セコンドのミゲル・ゼールが授けた“悪魔の知恵”にもあるようだ。
絶対王者の格が下がる一方…
まだ序盤ではあるが、リカルドが反撃すらままならない姿に多くの読者が驚きを吐露。《リカルドのターンがはじまるかと思ってたけど、まだウォーリーが押してて驚く》《眼球を狙われて手が出せないリカルド…どうなっちゃうの!?》《フットワーク、ハンドスピードの差が有りすぎて手が出せないってのがヤバすぎる》と動揺が広がっているようだ。
それもそのはず、リカルドといえば誰もが認める「はじめの一歩」作中最強キャラ。68戦無敗で、WBA世界フェザー級チャンピオンの座に君臨し続けてきた生ける伝説だ。伊達英二を打ち破った過去をもち、引退した幕ノ内一歩を現役復帰させるカギになるとも言われている。
今回の試合では、「ほとんどまともにパンチを食らったことがない」という“なろう”的な設定まで登場。しかしその一方で、かつて一歩に敗れたウォーリーに圧倒されるという展開を迎えており、読者を翻弄している状況だ。
もしウォーリーが手の届くほどの高みであれば、わざわざ一歩が復帰する必要もなくなりそうだが…。この先、どんな試合展開となるのか目を離せない。
文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
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