『呪術廻戦』風呂敷を広げすぎ? アメリカ参戦フラグに不安の声「やめときゃいいのに…」
『呪術廻戦』20巻(芥見下々/集英社)
主に日本を舞台として呪術師の戦いが描かれてきた『呪術廻戦』。10月11日発売の『週刊少年ジャンプ』45号に掲載された第200話『直接会談(1)』では、同作のスケールが一気に拡大し、ファンたちをどよめかせている。
※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています
ホテルの一室で、虎杖悠仁たちは五条悟の封印を解除するための条件「堕天の殺害」について話し合い中。しかし堕天の正体が両面宿儺であると判明したため、事態は混迷を極めていた。
その一方で、羂索は米国首脳陣のもとを訪問。日本で特殊に発展してきた呪術の仕組みや、呪霊の存在について明かすことで、“大国”を動かそうとしていたのだ。
米国首脳陣の1人、米国エネルギー省の幹部は、呪力にクリーンエネルギーとしての活路を見出した模様。現在日本で進行中の「死滅回遊」に介入すべきかどうか、議論が始まる…。
これまで「呪術廻戦」では、ミゲルや乙骨憂太のエピソードを除けば、日本国内の戦いばかりが描かれていた。しかし今回、一気に世界観が全世界規模に広がることに。さらにはアメリカの中枢を巻き込んだ、“国”レベルの話に発展している。
軍事監修として、作家の深見真やアサウラの名前も記されており、作中で明かされていない部分でも緻密な設定が構築されていることが想像できるだろう。
大風呂敷に怯むファン
一気に規模が大きくなったストーリーに、ファンも期待せずにはいられない様子。ネット上では《呪術が個人的に好きな展開!》《呪術の次の展開がでかすぎてわからんすぎてすごい》《トンデモ展開だけどめっちゃおもしろいし、ちゃんと成り立ってて説得力あってやばい》と興奮の声が上がっている。
しかしあまりに唐突な展開ではあるため、《風呂敷が大きすぎて畳める? 大丈夫?》《この手の話の広げ方してもどうせ収拾つかなくなるんだからやめときゃいいのに…》と微妙なリアクションを示す人も…。
実際、風呂敷を大きく広げたことで失敗に終わった「ジャンプ」作品は少なくない。たとえばグルメ漫画『トリコ』は未知の大陸「グルメ界」に突入して以降、人気を急速に落とす結果に。『HUNTER×HUNTER』でも、外の世界「暗黒大陸」を登場させたことに批判的な読者は少なくない。
米国の干渉だけでなく、五条の封印解除に伏黒津美紀の救出、堕天の処遇…。まだまだ「死滅回游
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