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コンプラでがんじがらめになったうえ、動画配信サービスの普及などにより〝テレビ離れ〟が加速し、オワコン化している昨今のテレビ業界。それに拍車をかけるかのように、10月5日の〝ゴールデンタイム帯〟は、視聴者が絶句するほどのラインナップだったようだ。
日本テレビ系で19時から放送された『1周回って知らない話』は、「高嶋ちさ子ファミリーに独占密着!! 愛とケンカの3時間SP」と題し、バイオリニストの高嶋ちさ子を特集。そして同時間帯、テレビ朝日系の『謎解き！伝説のミステリー』では「～鎌倉時代の謎がわかる13の寺社仏閣SP～」が放送された。
またTBS系では、大人気クイズ番組『東大王』の2時間スペシャルが。さらにテレビ東京の人気番組『ソレダメ！ ～あなたの常識は非常識!?』も2時間の放送で、100円グッズや餃子の最安値調査を紹介している。ちなみにフジテレビ系も『超絶限界 ～ソコまで見せる!? 大百科～』の3時間スペシャルで、キー局とテレビ東京共に〝特番〟尽くしのゴールデンタイムとなっていた。
視聴者層が不明な番組のオンパレード
ちょうど10月は〝改編期〟にあたるため、各局が特番を放送。しかし、その内容が高嶋ちさ子の特集や仏閣紹介、クイズに激安紹介、VTRを見るだけの番組だったため、興味を持つ人が少なかったようだ。
さらにゴールデンタイム終了後はスポーツ中継やニュース番組などだったため、ネット上には、
《テレビがつまらない水曜日》
《今日のTV地上波、全局つまらない…。なんだこれ》
《テレビがつまらない一日》
《ゴールデンのテレビ番組が100均特集とか、日本人って本当に金ないんだなって悲しくならない？》
《これだから地上波テレビがつまらない》
などと絶望する声が続出することに。
「テレビにはスポンサーがついているため、制作側もあまり挑戦的な番組を作ることができないといった現実があります。〝ネットで話題〟などの前情報があると、スポンサーも安心するのか、最近はネットの後追いをする番組も多くなりました。テレビ業界の人間も窮屈さを感じているでしょうが、そんな中でも面白い番組を作ることはできるはず。特番で放送がつぶれた『水曜日のダウンタウン』（TBS系）は、『TVer』のお気に入り登録者数173.1万人ですからね。今こそ、業界の底力が
テレビのオワコン化が加速!? ゴールデンタイム特番に絶望「全局つまらない」
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