三遊亭円楽さん (C)まいじつ
9月30日、45年間も『笑点』(日本テレビ系)を支えた落語家・三遊亭円楽さんの訃報が届き、日本中が悲しみに包まれた。
その2日後、10月2日に放送された「笑点」では、林家木久扇が円楽さんのキャラを受け継いだかのような回答を繰り出し、視聴者から絶賛の声が寄せられている。
27歳の若さで「笑点」のメンバーに抜擢された円楽さんは、世間を風刺するような回答や、司会者とのバトルで番組を盛り上げた。今年1月に脳梗塞を発症して以降、長い闘病生活が続き、一度は高座復帰を果たしたが、30日に帰らぬ人となってしまった。
2日の「笑点」は、事前に熊本県で収録されたものだったのだが、冒頭10分弱にわたって円楽さんを偲ぶVTRも放送されることに。
VTR後に出題された大喜利では「熊本城の復旧」が進んでいることを踏まえ、「~じょう~きゅう」を答えるというお題が出題された。「笑点」メンバーからは、「医療従事者の皆さまへ。送りたい感謝〝じょう〟不眠不〝きゅう〟」や「熊本のあか牛、美味しいですよね。キャンプ〝じょう〟バーベ〝きゅう〟」といった回答が上がった。
難易度の高いお題だったが、木久扇は「日本国民の願いです。憲法9〝じょう〟平和の追〝きゅう〟」と回答。会場からは、どよめきと拍手が巻き起こるのだった。
木久扇のナイス回答に視聴者大興奮!
円楽さんの訃報後、初の放送だったこともあってか、「笑点」の平均世帯視聴率は17.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率を記録。多くの人が放送を見ていたため、木久扇の〝風刺回答〟には、
《なんという素敵な答え!》
《しょうもないダジャレで笑いを取っていたきくちゃんが、円楽さんをリスペクトするような鋭い回答を出してるとしたら…。いや~エモいですね!》
《座布団10枚級の一撃だ!》
《マジですごいよ木久扇さん、ありがとう!》
《円楽DNAが笑点に引き継がれてる…!》
《自分が見てきた木久扇さんはバカなふりだったのか! やっぱりな!》
《円楽さんが不在なので成り代わって言ってくれたんじゃないかな。それくらい情が深くて頭の良い人ですもんね》
といった反響が集まっている。
鋭い回答で視聴者を驚かせたかと思いきや、笑福亭鶴光が指名されている時に「はい!」と返事する場面もあった。今月19日で85歳になる木久扇だが、今後も「笑点」を盛り
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