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9月26日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、月曜コメンテーターのタレント・石原良純が出演。番組内で〝トンデモ〟発言を連発し、視聴者が呆れている。
番組で、凶弾に倒れた安倍晋三元首相の国葬が9月27日、日本武道館で営まれることについて報じた。政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、会場探しが難航したことについて、「なぜ時間がかかったかというと会場が見つからなかったから」と回答。
そして、国葬について現在でも賛否の意見が分かれ、自民党現職議員の村上誠一郎氏が欠席の意を示したことについても特集。これについて信州大学特任教授の山口真由氏は「サッチャーやエリザベス女王だって批判はあった。誰でも反対はある」と主張。
石原は「前日までもめる葬儀なのか? 僕らは死者を静かに送りたいと思っている反面、日本のモラルが失われている」と切り捨てた。これに対し、国際情報誌・元編集長の堤伸輔氏は「国葬を主張するなら法的根拠を明確にすべき。それが法治国家の基本。不明確なままに強行することには問題を残す」と疑問を呈した。
自分の価値観以外を認めない石原
「この日はレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が夏季休暇のため、番組を欠席。以前から石原と玉川氏は激論を交わし、不仲説が浮上しているのは有名な話。今回は国葬に反対を唱えていた玉川氏が休みだったことで、石原は自由奔放な姿勢を見せていましたね。もっとも、石原はそれ以外の場でも的外れな意見をぶつけてばかりいるため、視聴者には何も響いていませんでしたが…」(テレビ誌ライター)
「日本のモラル」という観点から国葬について賛成の立場を示した石原の主張について、ネット上では
《そうやって自分の価値観以外の人を日本人としてはおかしいと排除するんだな》
《国葬の話題の日と、当日に、玉川さんが夏休みってどういうこと?石原良純、多くの人が何に反対してるんだか、全く分かっていない》
《道徳観ではなく国葬にふさわしくない人物の「国葬」なるものを議会に諮らず勝手に進めているからですよ。論点がずれている》
《石原良純は回りくどい言い方しないで、「国葬大賛成!」ってはっきり言えば良いのに…》
など、さまざまな声が上がっている。
玉川が不在の中で石原にブレーキがかけられなかった『モーニングショー』。
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