尾田栄一郎の癖が暴走!?『ONE PIECE』エースを助けたミルク売りの少女が生死不明に
『ONE PIECE』103巻(尾田栄一郎/集英社)
少年漫画の金字塔として、多くの子どもに愛されている『ONE PIECE』。しかし健全なイメージとは裏腹に、屈折した作者の“業”が垣間見えることでも知られている。9月20日発売の『週刊少年ジャンプ』42号に掲載された最新話では、知る人ぞ知る女性キャラの身を悲劇が襲ったようだ。
※『ワンピース』最新話の内容に触れています
第1060話『ルフィの夢』では、聖地マリージョアで“見てはならないもの”を目にしたサボが、天から降り注ぐナニかによって焼き払われる展開に。この時、サボが滞在していた「ルルシア王国」も地図上から消えそうなほど壊滅的な被害を受けている。
実は「ルルシア王国」が作中に登場するのは、今回が初ではない。ルフィの兄・エースが主役の扉絵連載「エースの黒ひげ大捜査線」にて、一時物語の舞台となっていた場所だ。
エースは「ルルシア王国」の川で溺れていたところを、ミルク売りの少女・モーダによって救出される。その恩を返すため、彼女の手紙を海軍基地に届けることになる…というのが、大まかなストーリーの流れだ。モーダは素朴なかわいらしさもあり、愛着を抱く読者も多かった。
その後、新世界編に入ってから、「ルルシア王国」は本編にも登場。「桃ひげ海賊団」によって、天竜人に捧げる「天上金」を狙われるものの、革命軍の幹部によって救われる展開が描かれていた。
そこではモーダがこっそり、成長した姿となって再登場。しかしその扱いは平和的なものではなく、海賊たちに略奪される街の真っただ中、船長の桃ひげから直々に暴力を振るわれるポジションだった。
ミルク売りの少女を襲う試練の数々
さらにモーダを襲う悲劇はそれだけでは終わらない。最新話にて、「ルルシア王国」ごと灰燼に帰してしまったからだ。生死は不明ではあるものの、もし現在もこの国に住んでいたとすれば、決して無事では済まないだろう。
何の罪もない少女の波乱に満ちた人生に、ネット上では《さすがにこれで死んでたら立ち直れない》《モーダちゃん…嘘だろ…》と大きな反響が。さらには一連の展開を用意した作者・尾田栄一郎に対して、《尾田先生、人の心がないのか?》《サディストすぎる》という声も上がっている。
ちなみに尾田にとってもモーダはお気に入りのキャラクターらしく、単行本94巻のSBSでは、「モーダ達には頑
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