上白石萌音 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
9月6日に放送されたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』のあるシーンをめぐり、前作『カムカムエヴリバディ』のファンから怒りの声が続出している。
「ちむどんどん」は1964年、まだアメリカ統治下だった沖縄の「やんばる地域」を舞台に、主人公・比嘉暢子(黒島結菜)がふるさとから料理人を目指すストーリー。
現在は、イタリアンレストランでの修業を終え、沖縄料理の店「ちむどんどん」をオープンさせた。
先日の放送で、養豚場で働く清恵(佐津川愛美)が過去に結婚していたと明らかに。清恵のことが気になっている暢子の兄・賢秀(竜星涼)は、「俺にうそをついて、騙したわけ?」「あの男と結婚してたのか? 結婚したことを隠して…」と、付き合ってもいないのに彼氏ヅラで怒り心頭。清恵と言い争いになり、「出ていけ! 全部終わりやさ!」と養豚場から追い出そうとする。
言われるまま出て行った清恵は、食い扶持をつなぐために水商売で働きだす。金髪のウィッグで「リリー」と名乗り、スナック街で酔った客の相手をする姿が映し出された。
「視聴者の注目を集めたのは、スナック街にある無数の看板のなかで、ひときわ大きく映りこんだ『スナックひなた』という看板。〝ひなた〟といえば、『カムカムエヴリバディ』で川栄李奈が演じた3代目ヒロインの名前です」(テレビライター)
「カムカムエヴリバディ」は、親子3代にわたって和菓子と英語のかかわりを描いたハートフルな作品で、最終回の視聴率は19.7%(世帯・ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ここ最近の朝ドラとしては良作だと注目を集め続けていた。
「完全にカムカム馬鹿にしてるよね」
「朝ドラは他のドラマと異なり、生活習慣として視聴している人が多い。良質な『カムカム』と、〝炎上商法〟とも揶揄される『ちむどんどん』の落差にガッカリする声があがる状況のいま、この〝イジり〟は火に油を注ぐ結果となったようです」(前出のライター)
実際にSNS上では、
《スナック「ひなた」の看板。これにはムカムカした》
《もしかしてカムカムエヴリバディにケンカ売ってんの?》
《激おこのTLに絶賛同意中 リスペクトというより小バカにしてる感じが嫌》
《スナックひなたって朝ドラファンへのサービスのつもりだろうが、これまで朝ドラファンの感情を逆撫でしてきた数々の所業を考えると
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