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連載「絵が呼んでいるー稀代の目利きここにあり」(中)独立

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「銀座ハリウッド」の舞台上で話す福富太郎=1964年
■人脈広げ26歳で開業
 終戦から2、3年がたつと、東京大空襲で焼け野原になった銀座や新宿にも新しい飲食店やキャバレーが次々とできた。
 「辞めても次がある」。福富太郎はボーイとは名ばかりの雑用係だった銀座の喫茶店を辞め、中華料理店やダンスホールを転々とする。18歳を前にして闇市の取引に手を染めると、警察沙汰になることもあった。足を洗おうと決意
Source: グノシーエンタメ

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