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新卒向け就職情報サイト『就活の教科書』が公開した『【底辺職とは?】底辺の仕事ランキング一覧』の炎上騒動が、さらなる波紋を広げている。
「底辺仕事ランキング」には12種類の職業が平均年収とともに紹介されており、上から「土木・建設作業員」「警備スタッフ」「工場作業員」「倉庫作業員」「コンビニ店員」「清掃スタッフ」「トラック運転手」「ゴミ収集スタッフ」「飲食店スタッフ」「介護士」「保育士」「コールセンタースタッフ」と羅列してあった。
その特徴を、「肉体労働」「誰でもできる」「同じことの繰り返し」などと解説し、さらに「平均年収が低い」「結婚の時に苦労する」とも記載している。ランキングが公開されたのは2021年5月頃とのことだが、記事がネット上で拡散されると、瞬く間に批判が殺到。記事を削除する事態にまで陥った。
そんな中、フジテレビの『Live News イット!』がこの騒動を紹介。あろうことかランキングに記載されていた、トラック運転手や土木作業員に突撃取材を行なった。
「番組ではトラック運転手やゴミ収集業者、土木作業員、介護士、保育士などに直接取材をし、相手からコメントを引き出していましたが、果たしてその必要性があったかは疑問ですね。そもそも〝底辺職〟というのは『就活の教科書』が勝手に定義したもので、世間のほとんどの人は底辺と認識している訳ではありません。わざわざ感想を聞きに行くこと自体、相手を馬鹿にしていると言わざるを得ません」(ネットニュースサイト編集者)
フジテレビの好感度はダダ下がり
この突撃取材に、視聴者からは、
《フジテレビがトラック運転手に「底辺て言われてるけどどう思いますか?」って聞いてる…。それ必要ある?》
《そもそも底辺職なんてないんだよ。なんでわざわざコメント取りに行こうとするのか理解できない。フジテレビの業務自体が底辺職》
《フジテレビさん、相変わらず何が大切かわかっていないようだね。取材だからってやっていいことと悪いことがあるんだよ》
《運送ドライバー、保育士等々、日本のために汗水流している人たちに謝ってほしい》
《無神経にも程があるわ。トラック運転手さんはいわば血液。絶対に必要な職業人。煽ってるとしか思えない》
《めっちゃ煽ってるやん、インタビューした人に対して失礼だとか思わんのかね。人間
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