坂本龍一 (C)Matteo Chinellato / Shutterstock
6月7日に発売された文芸誌『新潮』7月号から始まった、音楽家・坂本龍一の新連載が話題になっている。
坂本は昨年1月、直腸がんおよび転移巣の手術を受けたことを明かしているが、当初、診察した医師からは〝余命半年〟と宣言されていたという。
坂本はコラムで《この2年のあいだに、大小あわせて6度の手術を受け、今のところ外科手術で対処できるような腫瘍は全て取り終えたという状態です。大きなものとしては、2021年10月と12月の2回に分けて、両肺にも転移していたガン腫瘍の摘出手術を行いました。それぞれ3~4時間くらいだったはずです。ただ、これでようやく最後だと思ったら、どうもまだ病巣は残っており、さらに増殖しているらしい》と明かしている。
続けて、《先生からそう聞かされたときは、さすがにガクッときました。あとはひとつひとつ手術で取るのではなく、薬で全身的に対処するしかないそうです。終わりの見えない闘病生活ですね》と語っている。
知られざる坂本の告白に、ファンからは
《次から次へと見つかると、心のショックは計り知れないものでしょうね。とにかく回復を祈っております》
《医者にかかってたのに転移していてしかも高ステージだとひどくショックだろうな…。お題になさってください》
《ステージ4は厳しい現実だし簡単に言葉にはできないけど、大好きな音楽が力になってくれることを願います》
《このような連載をされる教授にはがんとともに生きていく姿を少しでも長くみせて語って欲しいです》
など、驚きと応援の声が寄せられている。
“反原発運動デモ”の過去を指摘され…
しかし一方で、過去の坂本の活動を知るネット民からは
《今どこに住んでるのか知らないけど、日本にいるなら電気を使わずに闘病生活してほしい。この夏は供給量が厳しいらしいので特にね》
《病気を揶揄する気はないし、闘病自体は頑張ってほしいとは思うけど、たかが電気と称して反原発で崇められていた坂本龍一はがん治療に電気を使うのだろうか》
《坂本龍一は喫煙者だしなぁ。さらに反原発だから素直に応援する気にはなれない》
《お見舞い申し上げます。闘病のための入院や手術に沢山の電気が必要になりますが、どういたしましょうか?》
など、辛辣な意見も散見される。
「坂本は2012年7月6日
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