栗山千明 (C)Featureflash Photo Agency / Shutterstock
6月3日から5日にかけて行われた『第71回金沢百万石まつり』で、70回以上の歴史上初めて利家公とお松の方の観客による撮影が禁止された。そんな運営の対応を巡り、ネット上から厳しい声が上がっている。
加賀藩祖・前田利家公の金沢城入城を再現した百万石行列は4日に3年ぶりに行われ、今年は前田利家公役を俳優の竹中直人、お松の方役を栗山千明が務めた。
例年であれば観客がこぞって利家とお松を写真に収めたはずだが、今年は少しでもカメラを向けようものなら、祭りスタッフから『撮影禁止!』と叫ぶ声が上がり、肩を落とす観客の姿があちこちで見られた。
沿道に詰めかけた34万人の観客からは、「メインイベントなのに残念」「利家とお松の方が撮影禁止って、一体どういうこと?」など、不満の声が上がっていた。
一体、なぜこのようなことになってしまったのだろうか。市からは「近年、SNSでの肖像権をめぐるトラブルが多いことから実行委員会や関係者との協議の結果、撮影を禁止した」「発表が遅くなってしまったことは今後の課題として取り組んでいきたい」とコメントが発表されているが…。
“撮影禁止”に観客が怒り…
「理由はズバリ、お松の方役・栗山千明の肖像権保護のためですよ。栗山は2020年に所属事務所の『スペースクラフト・エンタテインメント』を退社して独立。個人事務所を設立し活動しています。大手と違いバックアップ体制が脆弱なこともあり、肖像権にもかなりナーバスになっているようです。一方の竹中は観客から声を掛けられると気軽に応じるなど、かなりの神対応を見せていましたね。片方だけを撮影するなとはいきませんから、結局、全面的に撮影禁止にせざるを得なかったんでしょう」(芸能ライター)
撮影禁止の理由は明かされていないが、ネット上では
《伝統あるお祭り行事で肖像権を主張するなら引き受けるんじゃないよ》
《今までは良かったのに、今回ダメだったのはなぜなんだろうか。俳優さんの関係なのであれば、事前に確認しないほうが悪いでしょうし、俳優さん関係なく全体的なことでの肖像権であれば、もう百万石まつりはやるべきではないでしょうね》
《目立ちたいのに写真は撮られたくない? そんなの通用するの? こういうのに応募して参加するってことは、一般観
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