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高齢者世代から高い人気を博す『朝だ! 生です旅サラダ』(テレビ朝日系)に、〝老人リストラ〟の効果が如実に表れている。
番組はこの春、中継コーナーのレポーターをラッシャー板前から『KAT-TUN』中丸雄一に交代。ロートル芸人をクビにして、小綺麗なジャニーズアイドルを起用したことで、番組の視聴率とSNS人気は見違えるように高まることとなった。
効果が出ているのは、こうした直接の数字だけではない。〝中丸効果〟により、中継先の観光客が増加、紹介されたアイテムが爆売れするという波及効果が起こっているのだ。
最新の放送である5月14日にも、その反響が見られている。番組はこの日、北海道・石狩市の『石狩ひつじ牧場』から中継コーナーを行い、夢を追う羊飼いの男性を特集。男性はチーズで一番美味しいのは「羊乳製チーズ」だと感じ、自分で作ることを決めたが、日本では羊乳が買えないため一度諦めたという。
だが、羊そのものを飼育することでの解決を思い立つと、なんとイチから英語を学び、オーストラリアやニュージーランドのブリーダーを訪ね、30頭の羊を個人輸入。通関の業務も全て自分でやったとのことで、中丸はこの思いの詰まった羊の乳搾りを体験、製品等をリポートしていった。
やはり老人クビは大正解だった!?
すると放送直後、この牧場がブログを更新し、放送の影響で大量の注文があったことを報告。なんと、オーダーメールの返事を書くだけでも2週間はかかりそうだとのことで、《全国ネットの「朝だ! 生です旅サラダ」と中丸さんの人気に感謝いたします》と番組と中丸への感謝をつづっている。
「番組で紹介されたアイテムが売れることはこれまでもありましたが、ここまでの反響があるのはこれまでになかったこと。需要のないラッシャーから、多くのファンを抱える中丸に交代したことで起きた現象と言えるでしょう。やはり、長年の付き合いだけで起用していたロートルを切り、若返りを図ったことは大成功でしたね。これまで『ラッシャーに紹介されてもなぁ…』と消極的だった企業も、今後はぜひ番組で扱ってほしいと熱望するでしょう」(芸能記者)
非情なことかもしれないが、これが人気商売である芸能人の宿命だ。
Source: まいじつ2
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