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80歳手前・おすぎとピーコの“終活”…地方に移住し「老老介護」の日々

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芸能情報
(C)Gelpi / Shutterstock
双子のオネエタレント・おすぎとピーコとして活躍したピーコが、おすぎの介護を告白したのは昨年末のこと。2000年代に一世を風靡した人気タレントも、今や〝終活〟に入っているようだ。
昨年12月、『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演したピーコは、悲しげな様子で「あの人がちょっと具合が悪くなって、面倒見てやらないとダメなんです」とポツリ。
その現状について、同じく双子で人気を博した長寿姉妹・きんさんぎんさんを引き合いに、「うちはきんさんぎんさんみたいにはならないと思うわ。あの人、今、本当にダメなんだもん」とその容態を滲ませた。
毒舌キャラで売れっ子だったピーコがここまで弱音を吐くとは、一体誰が想像しただろう。その歴史を振り返ると、ピーコはファッション関係、おすぎは広告代理店の仕事に就き、広告代理店の縁から30歳でラジオ番組に出演。これが徐々に人気を博し、後にピーコが辛口ファッションチェック、おすぎが映画評論家として売れっ子となる。
2000年代に大人気タレントになるも…
2000年にはピーコが、02年にはおすぎが国民的バラエティー『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のレギュラーに就任し、08年には双子揃って同じ曜日レギュラーに。他にも、『おすピー&ロンブーの起きなさいよ!』、『爆笑おすピー問題』(どちらもフジテレビ系)といった冠番組を持つなど、00年代に時代を創った。
しかし、10年代からは徐々に仕事をセーブし始め、11年には「いいとも!」を卒業。以降、福岡や静岡のローカル番組に出演・移住し、地方でスローライフを送るようになった。その後は別居を経て、昨年に介護のため再び〝コンビ〟を結成。オネエタレントやセクシャルマイノリティが脚光を浴びる前にメディアを席巻していたこと思うと、時代を先取りした存在だったのかもしれない。
「ピーコの介護は典型的な〝老老介護〟。これは、共に同性愛者でパートナーがいないことも要因でしょう。日本で同性婚やパートナーシップが認められれば、パートナーや養子がきちんと介護に当たることができたかもしれません。80歳間近での介護は精神的・肉体的に負担でしょうが、残念ながら、現在の法律では救うことができないのが実状です」(介護福祉関係者)
5月3日は憲法記念日。同性婚を認める憲法改正も、議論の時に差し掛かっ

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